コンビニエンスストア月次業績

既存店客数プラスはFMのみ

主要コンビニエンスストアの2022年7月実績。大手3社の主要業態は既存店売上高が前年をクリアしたが、既存店客数が前年を上回ったのはファミリーマートだけだった。今年は早めの梅雨明けとなったものの、中旬以降は天候に恵まれない日も多く、フェアなどで上昇する客単価で売上高を確保した形となった。
生鮮の市況(水産/東京都)

後半降雨で低調も全体は上伸

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2022年8月第1週(7月29日〜8月4日)の概況より。 3日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べわずかに増加。 1日平均取扱数量は総量1,100t(前週比121%、前年同期比91%)。
食品安全情報(化学物質)

FDA最新報告は標本を細分化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国食品医薬品局は、食品中の元素に関するトータルダイエットスタディの最新の報告書を発表した。暴露評価がより実態に沿ったものとなっている。ノルウェー食品および環境に関する科学委員会は、魚の摂取に関するベネフィットとリスクの評価結果を発表し、また「モニタリングに重要な食品と化学物質」報告書も発表した。
食品安全情報(微生物)

ビブリオのリスクは上昇する

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)の研究によると、サルモネラ汚染率は検体の移動距離に比例して上昇することが示された。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、病原性ビブリオ属菌に汚染された水産食品の喫食による食品由来感染症のリスクは次第に上昇すると考えており、消費者に対する注意喚起を行っている。