村垣淡路守範正、新見豊前守正興、小栗豊後守忠順
洋酒文化の歴史的考察

VIII 日本人の知らないジャパニーズ・カクテル/ミカド(5)

日米修好通商条約批准のため、幕府は遣米使節団を派遣する。このとき、幕府はアメリカが裏切りを働かないかを疑い、アメリカは幕府の本気度を疑っていた。そんな当局の心配事を知ってか知らずか、ある侍がこの機会に渡米したいと言い出す。まだ16歳の立石斧次郎教之という少年だった。
黒ボク
土を知る、土を使う

畑の土 iv/黒ボク(4)

黒ボクは軽く、軟らかい土で、とくに排水性のよい場所では良好な圃場を作ることができます。黒ボクの黒さや軟らかな性質は腐植の多さによるものです。黒ボクはなぜ腐植が多いのかと言うと、その腐植がアルミニウムと結び付いていて、分解しにくいことによります。
みそソムリエ認定協会から届いた、手作りみそ製造キット
大豆変身物語

みそソムリエという資格

「みそソムリエ」という新しい民間資格がある。みその伝道者であり・理解者であり・伝承者でもあるとサイトでは説明している。毎年、資格保持者が着実に増加している。
恢復するチェーン

スーパーバイザーの役割と問題点(2)マニュアルを超える指導・改善は行われない

チェーンの店舗でも本部でも、しばしばマニュアルの不徹底や逸脱は発生する。また、完璧なマニュアルというものはなく、マニュアルは常に改善されるべきものだ。そこで、チェーン本部はスーパーバイザーやミステリー・ショッパーによるチェック体制を整備しているが、そのチェック自体もマニュアルで行われる。マニュアルにない事柄の発見やそれへの対処は、しない方がラクなので、マニュアルはなかなか改善されない。
食卓書机

産地で食べる硬い刺身

「文藝春秋 SPECIAL」季刊秋号の特集「『老後の楽園』はここにある」に、「城あり、港あり、よそ者あり――うまいものはそこにある」なる文章を寄稿させていただきました。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

節操がないようで毅然としている医学博士の方々

前回は「スポンサーがライバル社の番組に作りをパクれと指令」のもとに、ライバル社の製品で同じ専門家が解説していた事例をあげました。実はそうでなくても、健康食品の通販番組に登場する医学博士などの専門家、同じ人があっちの商品にもこっちの商品にも登場しがちな事情があります。
再考・ワイン物流改善

縦箱正立輸送が普及すれば評価されるワインが変わる

縦箱正立輸送と平箱横臥輸送でワインの品質はどう変わるか。ブルゴーニュのヴァン・ド・ターブルをそれぞれの梱包で輸入して実験してから10年後、地下セラーにあった、実験の最後のセットを観察し、テイスティングした。結果は初回から3年後までの比較のときよりも大きな違いを生じていた。ワイン業界の方には、この実験について、追試を行ってもらいたいとお願いしている。