不知火、キウイ、いちごが増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年2月第2週（2月11日〜2月17日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量1,491t（前週比89％、前年同期比80％）。

日ごとの動き

前週比では、不知火、キウイ、いちご等が増加したが、ポンカン、いよかん、みかん等が減少したため11％の減少となった。

前年同期比では、せとか、キウイ等が増加したが、いよかん、りんご、不知火等が減少したため、20％の減少となった。

市況は前週比で弱含み、前年同期比で保合となった。

品目別の動き

みかん　静岡県を中心に長崎県等から入荷したが、前週比27％の減少となった。静岡県産普通みかんの価格は保合となった。

ポンカン　愛媛県を中心に熊本県等から入荷したが、愛媛県産が終盤に入り、前週比37％の大幅な減少となった。愛媛県産の価格は強保合となった。

あまなつかん　熊本県を中心に鹿児島県等から入荷したが、前週比5％の減少となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

いよかん　愛媛県を中心に入荷したが、前週比30％の大幅な減少となった。愛媛県産の価格は強含みとなった。

不知火　熊本県、愛媛県等から入荷した。露地物の出荷が増えてきていることから、前週比16％の増加となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

せとか　愛媛県を中心に愛知県等から入荷し、前週比5％の増加となった。愛媛県産の価格は弱保合となった。

きんかん　宮崎県を中心に鹿児島県等から入荷し、前週比1％の微増となった。宮崎県産の価格は保合となった。

りんご　青森県を中心に入荷したが、前週比3％の減少となった。青森県産「ふじ」の価格は保合、「王林」の価格は弱保合となった。

いちご　栃木県を中心に福岡県等から入荷した。九州産地は2番果の出荷がピークとなり、前週比11％の増加となった。荷動きは鈍く、価格は栃木県産「とちおとめ」が保合、福岡県産「あまおう」が弱保合、静岡県産「紅ほっぺ」が保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に熊本県等から入荷したが、前週比8％の減少となった。引き合いは弱く、静岡県産の価格は弱保合となった。

キウイ　和歌山県、福岡県等から入荷し、前週比13％の増加となった。荷動きはよく、和歌山県産の価格は強含みとなった。

主な農産物（果実）の市況（2022年2月第2週）