ごぼう、さといも、かぼちゃ増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2019年12月第2週（12月6日〜12月12日）の概況より。

日ごとの動き

　開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

　1日平均入荷量は総量5,222t（前週比92％、前年同期比87％）。

　前週比ではごぼう、さといも、かぼちゃ等が増加したが、こまつな、ブロッコリー、ピーマン等が減少したため、8％の減少となった。

　前年同期比では、ごぼう、かぼちゃ、じゃがいも等が増加したが、しゅんぎく、レタス、かぶ等が減少したため、13％の減少となった。

　市況は

　前週比では区々、前年同期比では強保合となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に安定的に入荷し、前週比1％の微増となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から順調に入荷し、前週比10％の増加となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

キャベツ　愛知県を中心に千葉県等からに入荷したが、前週比3％の減少となった。愛知県産の価格は保合となった。

レタス　静岡県、兵庫県等から入荷したが、前週比7％の減少となった。週末に引き合いはあるが普段の荷動きが鈍いためは静岡県産の価格は保合となった。

はくさい　茨城県を中心に入荷したが、前週比4％の減少となった。茨城県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に埼玉県等から入荷したが、気温の低下で数量が減少し前週比5％の減少となった。他の葉物が少ないため荷動きが出ており群馬県産の価格は強保合となった。

ねぎ　千葉県、埼玉県等から入荷し、前週比2％の増加となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

きゅうり　宮崎県を中心に埼玉県等から入荷したが、気温低下で前週に引き続き少ないまま推移し前週比1％の微減となった。宮崎県産の価格は強保合となった。

なす　高知県を中心に入荷したが、気温低下で数量が伸び悩み前週比2％の減少となった。高知県産の価格は保合となった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から入荷し、熊本県産の順調出荷が続き前週比8％の増加となった。荷動きは鈍く熊本県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県、宮崎県等から入荷したが、前週比14％の減少となった。引き合いがやや強まり宮崎県産の価格は強含みとなった。

主な農産物（野菜）の市況（2019年12月第2週）