さといも、まつたけ等が増加

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2019年9月第4週（9月20日〜9月26日）の概況より。

日ごとの動き

　開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

　1日平均入荷量は総量5,426t（前週比95％、前年同期比97％）。

　前週比ではさといも、まつたけ、じゃがいも等が増加したが、だいこん、トマト、えだまめ等が減少したため、前週比5％の減少となった。

　前年同期比では、まつたけ、えだまめ、ピーマン等が増加したが、だいこん、とうもろこし、さつまいも等が減少したため、3％の減少となった。

　市況は前週比、前年同期比共に区々となった。

品目別の動き

だいこん　北海道を中心に青森県等から入荷したが、前週比36％の大幅な減少となった。北海道産の価格は強保合となった。

にんじん　北海道を中心に入荷したが、前週比3％の減少となった。北海道産の価格は保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に岩手県等から入荷したが、前週比5％の減少となった。荷動きは鈍く群馬県産の価格は弱保合となった。

レタス　長野県を中心に入荷し、前週比で増減なしとなった。荷動きは鈍く相場は下落し長野県産の価格は弱保合となった。

はくさい　長野県を中心に入荷し、前週比5％の増加となった。長野県産の価格は保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に岩手県等から入荷し、前週比5％の増加となった。これまでの高値疲れから荷動きが鈍くなったため相場は下落し群馬県産の価格は弱保合となった。

ねぎ　青森県、北海道等から入荷し、前週比4％の増加となった。青森県産の価格は保合となった。

きゅうり　福島県、埼玉県等から入荷したが、前週比7％の減少となった。荷動きは鈍く福島県産の価格は弱含みとなった。

なす　群馬県、栃木県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。引き合いは強く群馬県産の価格は強保合となった。

トマト　北海道を中心に青森県等から入荷した。青森県産がこれまでの前進出荷の影響で数量が減少したため、前週比36％の大幅な減少となった。他の産地や関東産も多くなく不足感が高まったため相場は上昇し北海道産の価格は強保合となった。

ピーマン　茨城県、岩手県等から入荷したが、前週比6％の減少となった。茨城県産の価格は弱保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2019年9月第4週）