かぼちゃ、まつたけなど増加

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2019年9月第3週（9月13日〜9月19日）の概況より。

日ごとの動き

　開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

　1日平均入荷量は総量5,686t（前週比102％、前年同期比99％）。

　前週比ではなす、とうもろこし、えだまめ等が減少したが、トマト、かぼちゃ、ピーマン等が増加したため、前週比2％の増加となった。

　前年同期比では、えだまめ、まつたけ、トマト等が増加したが、さつまいも、さといも、とうもろこし等が減少したため、1％の微減となった。

　市況は前週比、前年同期比共に区々となった。

品目別の動き

だいこん　北海道を中心に青森県等から入荷し、北海道産、青森県産の出荷が順調により前週比20％の増加となった。北海道産の価格は弱保合となった。

にんじん　北海道を中心に入荷し、前週比13％の増加となった。北海道産の価格は保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に岩手県等から入荷し、前週比1％の微増となった。荷動きが悪く相場は下落し群馬県産の価格は弱保合となった。

レタス　長野県を中心に入荷したが、前週比3％の減少となった。長野県産の価格は強保合となった。

はくさい　長野県を中心に入荷し、前週比10％の増加となった。気温低下で荷動きはよくなるも数量が増加したため相場は下落し長野県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に岩手県等から入荷し、数量は徐々に増量となっているため前週比8％の増加となった。群馬県産の価格は保合となった。

ねぎ　青森県、北海道等から入荷したが、前週比1％の微減となった。荷動きは良好で青森県産の価格は強保合となった。

きゅうり　福島県、岩手県等から入荷したが、前週比9％の減少となった。荷動きは鈍く相場は下落し福島県産の価格は弱保合となった。

なす　群馬県、栃木県等から入荷したが、群馬県産、栃木県産が台風被害や風によるスレの発生で数量が減少し前週比23％の減少となった。引き合いは強くなり群馬県産の価格は強含みとなった。

トマト　北海道を中心に青森県等から入荷し、北海道産、青森県産の出荷量が十分なため前週比27％の増加となった。北海道産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県、岩手県等から入荷し、茨城県産が増量傾向のため前週比22％の増加となった。茨城県産の価格は強保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2019年9月第3週）