映画中の食の扱いはどうなる

[244]ごはん映画ベスト10 2020年 邦画編

前回に続き、2020年に公開された映画の中から印象的な食べ物や飲み物が出てきた作品を厳選したベスト10を発表する。今回は邦画編である。

2020年1月1日~2018年12月31日に公開(公開予定)の邦画で、

  • 食べ物や飲み物の「おいしそう度」
  • 食べ物や飲み物の作品内容への関連性
  • 作品自体の完成度

の3点を基準に最高点15ポイントとして評価した。★=1.0点 ☆=0.5点

第10位(9.5ポイント)

「カイジ ファイナルゲーム」のビール

おいしそう度★★★☆  作品との関連性★★★   作品の完成度★★★  

 原作者、福本伸行自身のオリジナル脚本による「カイジ」シリーズの映画化第3弾は、2020年東京オリンピック後の日本が舞台となっている。インフレ不況に見舞われ、非正規雇用で搾取される貧困層。破綻寸前の国家財政を国民の犠牲の上に立て直そうとする政権といった近未来像は、コロナ禍の現実のカリカチュアのように映る。

「あんなに底辺が似合う男なんていない」カイジ(藤原竜也)は、派遣で得たわずかな給料を1本1,000円に値上がりした缶ビールにつぎ込んでしまう。そして人生を賭けた最後のギャンブルの後で生ビールをあおり、「キンキンに冷えてやがる。悪魔的だ〜!」と叫ぶうまそうな表情につられて、下戸の私もビールを飲みたくなった。

公式サイト:https://kaiji-final-game.jp/

第9位(10.0ポイント)

「夏、至るころ」のパプリカ

おいしそう度★★★☆  作品との関連性★★★☆  作品の完成度★★★  

 福岡県出身の女優・池田エライザが「炭坑節のふるさと」福岡県田川市を舞台に初監督を務めた作品。「地域」「食」「高校生」をテーマにした映画24区の青春映画制作プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」の兵庫県加古川市を舞台にした「36.8℃」に続く第2弾で、田川名産のパプリカを使った冷製パスタ、ピクルスといった料理が主人公の高校生・翔(倉悠貴)の家の食卓に並ぶ。

 子供の頃から和太鼓をたたいてきた翔と親友・泰我(石内呂依)が、東京での音楽の夢破れて故郷に帰ってきた少女・都(さいとうなり)と出会い、自分たちの将来に向き合う甘酸っぱい青春を、パプリカのピクルスが象徴している。

公式サイト:http://www.natsu-itarukoro.jp/

第8位(10.5ポイント)

「his」の片手卵割り

おいしそう度★★★   作品との関連性★★★☆  作品の完成度★★★★ 

 自主制作映画出身の今泉力哉監督が、TVドラマ「his〜恋するつもりなんてなかった〜」の13年後を描いた劇場版。ゲイのカップルの再会からドラマが展開していく。

 自分がゲイだと知られることを恐れ、岐阜県白川町で一人暮らしを送っていた井川迅(宮沢氷魚)の前に、13年前に別れた渚(藤原季節)が6歳の娘・空(外村紗玖良)を連れ突然現れる。妻・玲奈(松本若菜)との間で離婚協議中のためしばらく居候させて欲しいと言う渚に戸惑う迅だったが、次第に空も懐き、白川町の人々も彼らを受け入れていく。

「だめ。パパみたいにやって」

 空と親しくなるための関門と言えるのが、調理中に卵を片手で割ること。最初は失敗ばかりで食卓が卵料理ばかりになってしまった迅だが、次第にうまくなる過程は「クレイマー、クレイマー」(本連載第75回参照)のフレンチトーストのシーンを彷彿とさせる。迅や渚と対立する側で、空とうまく向き合うことができない玲奈まで卵の片手割りを練習し始めるのが面白い。

公式サイト:https://www.phantom-film.com/his-movie/

第7位(11.0ポイント)

「コンプリシティ 優しい共犯」のそば

おいしそう度★★★☆  作品との関連性★★★★  作品の完成度★★★☆ 

 そばどころとして知られる山形県大石田町を舞台にした、近浦啓監督のデビュー作。

 中国河南省から技能実習生として日本へ働きに来ながら、劣悪な環境に耐え切れずに研修先の企業から失踪し、不法滞在の身となったチェン・リャン(ルー・ユーライ)は、リュウ・ウェイという偽名を使い大石田町の弘(藤竜也)の手打ちそば屋で働くことに。そば屋を売却したい息子と折り合いが悪い弘は、黙々と働くチェンに製麺の基本から教え込むのだが……。

 栽培環境が悪くても育つそばを不法滞在の外国人に重ねて見せた本作は、技能実習生がより一層の苦境に立たされているコロナ禍の時代に響くものになっている。

公式サイト:https://complicity.movie/

第6位(11.5ポイント)

「静かな雨」のたい焼き

おいしそう度★★★★  作品との関連性★★★☆  作品の完成度★★★★ 

 宮下奈都の小説を原作にした中川龍太郎監督作品

 足に障害を持ちながら大学で生物考古学の研究助手として働く行助(仲野太賀)は、ある冬の日、通勤途中にあるパチンコ屋の駐車場でこよみ(衛藤美彩)が一人で営むたい焼き屋に立ち寄り、そのおいしさに驚く。「腕によりをかける」ことがおいしさの秘訣と語るこよみに行助は好意を抱くが、親しくなり始めた矢先にこよみは交通事故に遭い、記憶が一日しか保てない後遺症を負ってしまう。行助の働く研究室の教授(でんでん)の、すべて忘れてしまっても亡き妻の手料理の味は覚えているらしいという認知症の父親のエピソードが興味深い。

公式サイト:https://kiguu-shizukana-ame.com/

第5位(12.0ポイント)

「恋恋豆花」の台湾スイーツ

おいしそう度★★★★☆ 作品との関連性★★★★  作品の完成度★★★☆ 

 8mm映画出身で、今年亡くなった大林宣彦監督の弟子筋にあたる今関あきよし監督による日本・台湾合作映画。

 父・博一(利重剛)の勧めで近々継母となる綾(大島葉子)と台湾に旅立った大学生の奈央(モトーラ世理奈)。台北→九份→台中→台南と巡る二人旅での綾との関係は微妙だが、芒果冰(マンゴーかき氷)、豆花(豆乳を固めたゼリー状のスイーツ)、仙草ゼリー、愛玉子ゼリー、水果茶(フルーツティー)、花生捲冰淇林(ピーナツ粉とパクチーとアイスのクレープ)等々、行く先々で出会うおいしいスイーツの数々にすっかり魅せられてしまう。そしてスイーツのような甘い恋も……。気軽に台湾旅行気分が味わえる一作である。

公式サイト:http://is-field.com/renren/

第4位(12.5ポイント)

「劇場版 おいしい給食 Final Battle」の学校給食

おいしそう度★★★★☆ 作品との関連性★★★★★ 作品の完成度★★★  

 本連載第232回参照。時系列としてはTVドラマ「おいしい給食 SCHOOL MEALS TIME」の続編に当たり、給食をこよなく愛する担任教師・甘利田(市原隼人)と、給食をおいしく食べるための工夫を欠かさない生徒・神野ゴウ(佐藤大志)の給食バトルを描いている。給食のシーンは複数回あり、市原の自意識過剰な演技が笑わせる。

 ソフトめん、牛乳かん、ミルメーク等、本作の時代背景である1980年代に小中学生だった世代、あるいはそれ以外の世代にとっても学校給食でしか味わえないメニューに懐かしさを覚えた向きも多いことだろう。

公式サイト:https://oishi-kyushoku.com/

第3位(13.0ポイント)

「フード・ラック!食運」の焼肉

おいしそう度★★★★★ 作品との関連性★★★★★ 作品の完成度★★★  

 本連載第241回参照。「芸能界イチのグルメ王」を自称する「ダチョウ倶楽部」の寺門ジモンが初監督を務めた親子+グルメドラマ。フリーライターの良人(EXILE NAOTO)と編集者の静香(土屋太鳳)のコンビが、新しいグルメ情報サイトの立ち上げのために知られざる焼肉の名店を取材するうちに、良人の実家で母・安江(りょう)が昔営んでいた焼肉店「根岸苑」の味にたどり着き、その味を復活させようとする。

「もし、焼肉が最高の演技をしたらどうなる?」というキャッチコピーにあるように、炭火やガスロースターで焼かれる肉のクローズアップが食欲をそそる。それぞれの店のやり方が違ったとしても、それがおいしく食べてもらうための工夫であれば認めようじゃないかという、多数の名店を訪れた監督ならではの柔軟な発想に好感が持てる。

公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/foodluck/

第2位(13.5ポイント)

「461個のおべんとう」の卵焼き

おいしそう度★★★★★ 作品との関連性★★★★★ 作品の完成度★★★☆ 

 本連載第240回参照。ヒップホップバンド「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美のエッセー「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を原作に、「V6」のの井ノ原快彦が父・一樹、「なにわ男子」の道枝駿佑が高校生の息子・虹輝を演じている。妻・周子(映美くらら)と離婚して息子と二人暮らしのミュージシャン・一樹が、高校に進学した虹輝のために3年間欠かさずお弁当を作り続け、無事卒業を迎えるまでの波乱万丈を描いた「親子お弁当もの」+音楽映画である。

 一樹の手作り弁当は卵焼きが鉄板メニュー。同じ卵焼きでも見た目も鮮やかな様々なトッピングで毎回違うものに仕上げる工夫が父親の息子への愛情である。

公式サイト:https://461obento.jp/

第1位(14.0ポイント)

「みをつくし料理帖」のとろとろ茶碗蒸し

おいしそう度★★★★★ 作品との関連性★★★★★ 作品の完成度★★★★ 

 本連載第238回参照。髙田郁による時代小説シリーズを原作に、角川映画の一時代を築いた角川春樹が最後の監督作として撮った作品

 19世紀前半、江戸・神田の「蕎麦処 つる家」で店主・種市(石坂浩二)と働く大坂出身の女料理人・澪(松本穂香)が、上方と江戸の「いいとこどり」の味を生み出し「つる家」を繁盛店にしていく過程が描かれている。その集大成と言えるのが上方の昆布出汁と江戸の鰹出汁を合わせた出汁をベースにした「とろとろ茶碗蒸し」。大坂での奉公先「天満一兆庵」でも人気だった玉子を使った茶碗蒸しは、江戸でも「料理番付」で関脇を取るほどの評判になる。

公式サイト:https://miotsukushi-movie.jp/

おわりに コロナ禍で食と映画は変わってしまうのか

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に翻弄された2020年。とりわけ4月7日に東京など7都府県に発令された後、全国に拡大した緊急事態宣言は、5月25日に全面解除されるまで飲食店や映画館等の休業という前代未聞の事態を引き起こした。

 そして今年の1月7日には首都圏一都三県に再びの緊急事態宣言発出。今回は飲食店に絞って時短営業要請というまさに狙い撃ちの様相を呈している。

 筆者は2019年までの数年間、毎年1,000本近くの映画を劇場で鑑賞してきたが、2020年はコロナ禍による公開延期や中止の影響もあり鑑賞本数は激減した。そのため今回の洋画編および邦画編のベスト10選出に当たっては、近年除外してきた連載に掲載済みの作品も対象としていることをご了承いただきたい。また、未見の作品の中にベスト10により相応しい作品がある可能性があることも申し添えておく。

 筆者が気になっているのは、COVID-19感染防止対策としてコミュニケーションツールとしての飲食が制約されることの、映像表現への影響である。たとえば、「一人で食べるよりみんなで食べるほうがおいしい」といった表明がはばかられ孤食が勧められることは個人的には受け入れ難い。また、好意のある相手に対する「今度食事でもいかがですか」という日常でもよくある誘いのセリフも感染拡大下では使いにくい。

 つまりコロナ禍が日常になると、映画作りもシナリオ段階から影響を受けるということだ。実際にコロナ禍を描いた映画は現れ始めていて、筆者も数本鑑賞してみたが、そこに描かれた世界はいずれも味気ないものだった。映画における飲食というファクターの重要性を改めて認識した次第である。

 いずれにしろ今年以降はCOVID-19感染拡大後に企画・製作した映画が多数登場してくることだろう。作り手が飲食の表現にかせをかけられた状況をどう克服するのか。注目している。

●2020年度ごはん映画ベスト10〈邦画編〉

順位タイトルおいしそう度作品との関連性作品の完成度合計
1「みをつくし料理帖」のとろとろ茶碗蒸し★★★★★★★★★★★★★★14.0
2「461個のおべんとう」の卵焼き★★★★★★★★★★★★★☆13.5
3「フード・ラック!食運」の焼肉★★★★★★★★★★★★★13.0
4「劇場版 おいしい給食 Final Battle」の学校給食★★★★☆★★★★★★★★12.5
5「恋恋豆花」の台湾スイーツ★★★★☆★★★★★★★☆12.0
6「静かな雨」のたい焼き★★★★★★★☆★★★★11.5
7「コンプリシティ 優しい共犯」のそば★★★☆★★★★★★★☆11.0
8「his」の片手卵割り★★★★★★☆★★★★10.5
9「夏、至るころ」のパプリカ★★★☆★★★☆★★★10.0
10「カイジ ファイナルゲーム」のビール★★★☆★★★★★★9.5
★=1.0点 ☆=0.5点

【カイジ ファイナルゲーム】

公式サイト
https://kaiji-final-game.jp/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2020年
公開年月日:2020年1月10日
上映時間:128分
製作会社:映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
配給:東宝
カラー/モノクロ:カラー
スタッフ
監督:佐藤東弥
脚本:福本伸行、徳永友一
原作:福本伸行
エグゼクティブプロデューサー:伊藤響
企画プロデュース:藤村直人
製作:沢桂一、堀義貴、市川南、菊川雄士、角田真敏、山口雅俊
制作プロデューサー:渡邉浩仁、小泉守
撮影:小原崇資
美術:樫山智恵子
装飾:高橋光
音楽:菅野祐悟
録音:菊地啓太
照明:木村明生
編集:佐藤崇
VE:弓削聡
キャスティングプロデューサー:杉野剛
制作担当:芳野峻大
助監督:伊野部陽平
記録:初山澄乃
VFXスーパーバイザー:堀尾知徳
キャスト
伊藤カイジ:藤原竜也
高倉浩介:福士蒼汰
桐野加奈子:関水渚
廣瀬湊:新田真剣佑
黒崎義裕:吉田鋼太郎
大槻 太郎:松尾スズキ
坂崎孝太郎:生瀬勝久
遠藤凛子:天海祐希
西野佳志:山崎育三郎
高瀬強士:前田公輝
菅原太一:瀬戸利樹
渋沢総一郎:金田明夫
東郷滋:伊武雅刀
最後の審判挑戦者:篠田麻里子

(参考文献:KINENOTE)


【夏、至るころ】

公式サイト
http://www.natsu-itarukoro.jp/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2020年
公開年月日:2020年12月4日
上映時間:105分
製作会社:映画24区
配給:キネマ旬報DD、映画24区
カラー/サイズ:カラー/ビスタ
スタッフ
監督・原案:池田エライザ
脚本:下田悠子
プロデューサー:三谷一夫
制作:酒井識人
撮影:今井孝博
美術:松本慎太朗
音楽:西山宏幸
録音:菰田慎之介
照明:長沼修二
編集:陸慧安
衣裳:木谷真唯
ヘアメイク:釜瀬宏美
太鼓指導:川原邦裕、植田美紀
アシスタントプロデューサー:向田優、渡邉梨香子
監督補:金田敬
助監督:佐藤吏
特機:塩見泰久
フードコーディネーター:寺岡詳子
キャスト
大沼翔:倉悠貴
平川泰我:石内呂依
都:さいとうなり
大沼直之:安部賢一
大沼由香里:杉野希妃
大沼昇:後藤成貴
有田:大塚まさじ
小林:高良健吾
古賀正勝:リリー・フランキー
古賀春子:原日出子

(参考文献:KINENOTE)


【his】

公式サイト
https://www.phantom-film.com/his-movie/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2020年
公開年月日:2020年1月24日
上映時間:127分
製作会社:企画制作:メ~テレ/製作プロダクション:ダブ
配給:ファントム・フィルム
カラー/モノクロ:カラー
スタッフ
監督:今泉力哉
脚本・企画:アサダアツシ
音楽:渡邊崇
キャスト
井川迅:宮沢氷魚
日比野渚:藤原季節
日比野玲奈:松本若菜
日比野空:外村紗玖良
吉村美里:松本穂香
野田文子:中村久美
緒方:鈴木慶一
吉村房子:根岸季衣
水野弁護士:堀部圭亮
桜井弁護士:戸田恵子

(参考文献:KINENOTE)


【コンプリシティ 優しい共犯】

公式サイト
https://complicity.movie/
作品基本データ
製作国:日本、中国
製作年:2018年
公開年月日:2020年1月17日
上映時間:116分
製作会社:クレイテプス、yth Pictures
配給:クロックワークス
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督・脚本・編集:近浦啓
キャスト
チェン・リャン(リュウ・ウェイ):ルー・ユーライ
井上弘:藤竜也
葉月:赤坂沙世
井上香織:松本紀保

(参考文献:KINENOTE)


【静かな雨】

公式サイト
https://kiguu-shizukana-ame.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2020年
公開年月日:2020年2月7日
上映時間:99分
製作会社:「静かな雨」製作委員会
配給:キグー
カラー/サイズ:カラー/スタンダード(1:1.37)
スタッフ
監督:中川龍太郎
脚本:梅原英司、中川龍太郎
原作:宮下奈都
チーフプロデューサー:和田丈嗣
プロデューサー:藤村駿、木ノ内輝
撮影:塩谷大樹
美術:安藤秀敏、菊地実幸
音楽:高木正勝
録音:伊豆田廉明
音響効果:小林孝輔
照明:西尾慶太
編集:田巻源太
スタイリスト:都甲真名美
ヘアメイク:榎本愛子
ラインプロデューサー:保中良介
アシスタントプロデューサー:新井悠真、石森剛史
制作担当:久保田辰也
監督補佐:佐近圭太郎
助監督:近藤有希
スチール:四方花林
キャスト
行助:仲野太賀
こよみ:衛藤美彩
斉藤真理:三浦透子
木村:坂東龍汰
医者:古舘寛治
パチンコ屋の店長:川瀬陽太
こよみの母:河瀬直美
牧原貴志:萩原聖人
酔っ払いの親父:村上淳
教授:でんでん

(参考文献:KINENOTE)


【恋恋豆花】

公式サイト
http://is-field.com/renren/
作品基本データ
製作国:日本、台湾
製作年:2019年
公開年月日:2020年2月22日
上映時間:101分
製作会社:アイエス・フィールド、龍虎企画、H&Sエンターテイメント、出海企画
配給:アイエス・フィールド
カラー/サイズ:カラー/ビスタ
スタッフ
監督:今関あきよし
脚本:いしかわ彰
プロデューサー:嶋田豪、龍信之助
キャスト
森下奈央:モトーラ世理奈
塚田綾:大島葉子
中山清太郎:椎名鯛造
森下博一:利重剛
Tian:シー・チーティエン
林品希:ヴィッキー・パン・ズーミン

(参考文献:KINENOTE)


【劇場版 おいしい給食 Final Battle】

公式サイト
https://oishi-kyushoku.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2020年
公開年月日:2020年3月6日
上映時間:102分
製作会社:「おいしい給食」製作委員会
配給:AMGエンタテインメント、イオンエンターテイメント
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:綾部真弥
脚本:永森裕二、綾部真弥
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
プロデューサー:岩淵規
撮影:小島悠介
美術:伊藤悟
装飾:遠藤雄一郎
小道具:千葉彩加
音楽:沢田ヒロユキ
主題歌:松本大輝
録音:井家眞紀夫
照明:大庭敦基
編集:岩切裕一
衣装:小磯和代
ヘアメイク:近藤美香
ポスプロ・マネージャー:豊里泰宏
制作担当:池田勝
監督補:田口桂
助監督:湯本信一
フードスタイリスト:松井あやこ
キャスト
甘利田幸男:市原隼人
御園ひとみ:武田玲奈
神野ゴウ:佐藤大志
藤井マコ:豊嶋花
鷲頭星太郎:辻本達規(BOYS AND MEN)
佐野正輝:水野勝(BOYS AND MEN)
鏑木:直江喜一
磐田:ドロンズ石本
牧野文枝:いとうまい子
渡田寛治:酒向芳

(参考文献:KINENOTE)


【フード・ラック!食運】

公式サイト
https://movies.shochiku.co.jp/foodluck/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2020年
公開年月日:2020年11月20日
上映時間:104分
製作会社:松竹(制作プロダクション:ギークサイト)
配給:松竹
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
原作・監督:寺門ジモン
脚本:本山久美子
原作協力:高橋れい子
エグゼクティブプロデューサー:吉田繁暁
Co.エグゼクティブプロデューサー:小佐野保
製作:高橋敏弘
プロデューサー:宇高武志、林鉄洋、山邊博文
撮影:藤本信成
美術:齋藤しおり
装飾:渡辺大智
音楽:Amar
音楽プロデューサー:茂木英興、野口良
主題歌:ケツメイシ
録音:深田晃
音響効果:渋谷圭介
照明:金子拓矢
編集:青野直子
スタイリスト:前田勇弥
ヘアメイク:澤田久美子
キャスティング:北田由利子
アソシエイトプロデューサー:鴨井雄一
制作担当:板井茂樹
助監督:二宮崇
記録:栗原節子
VFXスーパーバイザー:桑原雅志
宣伝スーパーバイザー:細川朋子
宣伝プロデューサー:西剛希
フードコーディネーター:はらゆうこ
キャスト
佐藤良人:EXILE NAOTO
竹中静香:土屋太鳳
新生英二:石黒賢
古山達也:松尾諭
山田智洋:寺脇康文
滝沢二郎:白竜
滝沢小百合:東ちづる
西田貴博:矢柴俊博
的場涼子:筧美和子
豊川忠義:大和田伸也
石原雄司:竜雷太
佐藤安江:りょう
尾崎実:大泉洋(特別出演)
新井:肥後克広(特別出演)
北野:上島竜兵(特別出演)

(参考文献:KINENOTE)


【461個のおべんとう】

公式サイト
https://461obento.jp/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2020年
公開年月日:2020年11月6日
上映時間:119分
製作会社:「461個のおべんとう」製作委員会
配給:東映
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:兼重淳
脚本:清水匡、兼重淳
原作:渡辺俊美
製作:松井智、村松秀信、山元一朗、藤島ジュリーK.、小池賢太郎、東口幸司、村田嘉邦、吉川英作、鉄尾周一
プロデューサー:平石明弘、丸山文成
共同プロデューサー:橋本恵一
撮影:向後光徳
美術:福澤勝広
装飾:山田好男
音楽:渡辺俊美
劇伴:北里玲二
音楽プロデューサー:津島玄一、本谷侑紀
主題歌:井ノ原快彦、道枝駿佑
録音:大竹修二
音響効果:岡瀬晶彦
照明:斉藤徹
編集:川瀬功
衣装:加藤哲也
ヘアメイク:知野香那子
キャスティングブロデューサー:福岡康裕
ラインプロデューサー:中円尾直子
俳優担当:林まゆみ、制作担当
吉田信一郎
助監督:是安祐
スクリプター:増子さおり
宣伝プロデューサー:谷口毅志
料理監修:飯島奈美
フードスタイリスト:岡本柚紀
フードスタイリスト助手:吉川由似、寺島萌香
キャスト
鈴本一樹:井ノ原快彦
鈴本虹輝:道枝駿佑
仁科ヒロミ:森七菜
田辺章雄:若林時英
柏木礼奈:工藤遥
矢島真香:阿部純子
徳永保:野間口徹
古市栄太:KREVA
河上利也:やついいちろう
浅井周子:映美くらら
遠藤咲江:坂井真紀
鈴本奈津子:倍賞千恵子

(参考文献:KINENOTE)


【みをつくし料理帖】

公式サイト
https://miotsukushi-movie.jp/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2020年
公開年月日:2020年10月16日
上映時間:131分
製作会社:映画「みをつくし料理帖」製作委員会(企画:角川春樹事務所/制作:楽映舎)
配給:東映
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督:角川春樹
脚本:江良至、松井香奈、角川春樹
原作:高田郁
制作統括:遠藤茂行
プロデューサー:前田茂司
撮影:北信康
照明:渡部嘉
美術:清水剛
音楽:松任谷正隆
主題歌:手嶌葵
料理監修:服部幸應
キャスト
澪:松本穂香
野江(あさひ太夫):奈緒
又次:中村獅童
芳(ご寮さん):若村麻由美
おりょう:浅野温子
清右衛門:藤井隆
水原東西:反町隆史
小松原(小野寺数馬):窪塚洋介
永田源斉:小関裕太
清八:野村宏伸
菊乃:衛藤美彩
お満:渡辺典子
卯吉:村上淳
伝右衛門:永島敏行
吉原の無頼漢:松山ケンイチ
駒沢弥三郎:榎木孝明
采女宗馬:鹿賀丈史
お百:薬師丸ひろ子
種市:石坂浩二

(参考文献:KINENOTE)

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映画ウォッチャー 埼玉県出身。子供のころからSF映画が好きで、高校時代にキューブリックの「2001年宇宙の旅」を観たところ、モノリスに遭遇したサルの如く芸術映画に目覚め、国・ジャンルを問わない“雑食系映画ファン”となる。20~30代の一般に“青春”と呼ばれる貴重な時をTV・映画撮影現場の小道具係として捧げるが、「映画は見ているうちが天国、作るのは地獄」という現実を嫌というほど思い知らされ、食関連分野の月刊誌の編集者に転向。現在は各種出版物やITメディアを制作する会社で働きながら年間鑑賞本数1,000本以上という“映画中毒生活”を続ける“ダメ中年”である。第5回・第7回・第8回の計3回、キネマ旬報社主催の映画検定1級試験に合格。第5回・第6回の田辺・弁慶映画祭の映画検定審査員も務めた。