米国とカナダがカット肉の名称を統一

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.05(2014.03.05)を発表した。

注目記事

【CFIA】米国とカナダが卸売用カット肉の名称を統一

カナダと米国は、卸売用カット肉に使用する用語を統一することで合意した。今回、用語の理解を共有することで、別々の在庫リストを維持する費用の減少、取引の円滑化、事務手続きや規制の負担の軽減などの恩恵が業界にもたらされる。

2014年2月24日以降は、鶏胸フィレ肉、牛ヒップ肉、ラムレッグ、ラム骨付き肉などの特定のカット肉の名称を米国側の用語と互換的に用いることができる。米国側の用語との同義使用が認められる用語は、カナダ食品検査庁(CFIA)のカット肉マニュアルおよび米国農務省の食肉購入仕様書(Institutional Meat Purchase Specifications)に収載されている。

●CFIAのカット肉マニュアル
http://www.inspection.gc.ca/food/labelling/meat-cuts-manual/eng/1300126276015/1300126372856

【UK FSA】英国消費者が食品の安全で最も懸念するのは外食時の食品衛生

英国食品基準庁(UK FSA)は、英国で年に2回行われている食品に関する消費者の意識調査の最新の結果報告書 “Biannual Public Attitudes Tracker – November 2013” を発表した。今回の調査で、食品安全上の問題のうち回答者が最も高い懸念を示した上位3項目は、外食時の食品衛生(36%)、食品への添加物の使用(26%)、およびサルモネラや大腸菌などによる食中毒(26%)であった。

安全面以外の問題も含めると、最も関心が高かったのは、食品の価格(60%)、食品の廃棄(50%)、および食品中の塩分量(44%)の各問題であった。

【Evira】サルモネラ汚染を評価する統計モデル

フィンランド食品安全局(: Finnish Food Safety Authority)主導によるサルモネラの汚染やリスク評価の手法と成果評価が国際シンポジウムで発表された。

卵生産などにおけるサルモネラの汚染やリスクは、数理モデルを利用することで評価が可能であるとする。これらのモデルとそれを利用した分析結果は、国際的にも有用性が増している。

(注目記事のまとめ:FoodWatchJapan編集部)

食品安全情報へのリンク

食品安全情報
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html

食品安全情報(微生物)No.05(2014.03.05)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2014/foodinfo201405m.pdf

今号の目次

【米国食品医薬品局(US FDA)】
1. ヒスパニックスタイルの一部のチーズのリステリア汚染に関する調査(患者発生)
2. Roos Foods社がリステリア汚染の可能性があるチーズの自主回収を再度拡大(患者発生)

【米国疾病予防管理センター(US CDC)】
1. 複数州にわたり発生しているリステリア症アウトブレイク ― メリーランド州とカリフォルニア州で患者発生(2014年2月21日付初発情報、2月24、26日、3月3日付更新情報)
2. Tysonブランドの機械分離鶏肉に関連して矯正施設で発生したサルモネラ(Salmonella Heidelberg)感染アウトブレイク(最終更新)

【カナダ食品検査庁(CFIA)】
1. 米国とカナダがカット肉の名称を統一:卸売用カット肉のみが対象

【欧州食品安全機関(EFSA)】
1. 欧州連合(EU)域内の人獣共通感染症、その病原体および食品由来疾患アウトブレイクの傾向と感染源に関する年次要約報告書(2012年)

【欧州委員会健康・消費者保護総局(EC DG-SANCO)】
1. 食品および飼料に関する早期警告システム(RASFF:Rapid Alert System for Food and Feed)

【英国食品基準庁(UK FSA)】
1. 食品に関する消費者の意識調査の結果

【フィンランド食品安全局(Evira)】
1. サルモネラ汚染を評価する統計モデル

【ProMed mail】
1. コレラ、下痢、赤痢最新情報