国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国22州で生ガキに関連のサルモネラ感染症が発生している。WHOは抗菌剤の耐性・使用に関するダッシュボードを更新した。
注目記事
【米国】生のカキに関連のサルモネラ
米国疾病予防管理センター(US CDC: Centers for Disease Control and Prevention)、複数州の公衆衛生・食品規制当局、および米国食品医薬品局(US FDA)は、複数州にわたり発生しているサルモネラ(Salmonella Telelkebir)感染アウトブレイクの原因食品を特定するためさまざまなデータを収集している。
2025年12月23日時点で、S. Telelkebirアウトブレイク株感染患者が22州から計64人報告されている。患者の発症日は2025年6月21日〜11月28日。情報が得られた患者44人のうち20人が入院し、死亡者は報告されていない。
CDCおよびFDAは、これらのカキの供給元について調査を行っている。
生ガキは年間を通じて細菌汚染の可能性がある。CDCは、食中毒のリスクを減らすため、
喫食前にカキを加熱するよう注意喚起している。
【WHO】抗菌剤の耐性・使用に関するダッシュボードの更新版
世界保健機関(WHO: World Health Organization)は、「Global Antimicrobial Resistance and Use Surveillance System(GLASS:グローバル薬剤耐性・使用サーベイランスシステム)」ダッシュボードの強化版を立ち上げ、抗菌剤耐性(AMR)および抗菌剤使用(AMU)の世界的なモニタリングの強化を推進する。
このGLASSダッシュボードには、WHOの世界的サーベイランスイニシアチブに参加する計141の「国・領土・地域(CTA:Countries, Territories, and Areas)」から報告されたAMRおよびAMUの2016〜2023年のデータが登録されている。
(注目記事のまとめ:FoodWatchJapan編集部)
目次
【世界保健機関(WHO)】
1. 世界保健機関(WHO)が抗菌剤の耐性・使用に関するダッシュボードの更新版により新たな知見を提供
【米国疾病予防管理センター(US CDC)】
1. 生牡蠣に関連して複数州にわたり発生しているサルモネラ(Salmonella Telelkebir)感染アウトブレイク(2025年12月23日付初発情報)
【カナダ公衆衛生局(PHAC)】
1. 公衆衛生通知:Pillsburyブランドの冷凍スナック食品「Pizza Pops」に関連して発生している大腸菌O26:H11感染アウトブレイク(2025年12月24日付更新情報)
【Emerging Infectious Diseases(US CDC EID)】
1. サルモネラ(Salmonella enterica)の全ゲノムシークエンシング(WGS)解析データを用いた原因汚染食品の予測
【欧州委員会健康・食品安全総局(EC DG-SANTE)】
1. 食品および飼料に関する早期警告システム(RASFF:Rapid Alert System for Food and Feed)
【ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)】
1. 食品を介した志賀毒素産生性大腸菌(STEC)/腸管出血性大腸菌(EHEC)感染―リスクを認識し予防するためのQ&A
- 食品安全情報
- http://www.nihs.go.jp/dsi/food-info/foodinfonews/index.html
- 食品安全情報(微生物)No.01(2026.01.07)
- https://www.nihs.go.jp/dsi/food-info/foodinfonews/2026/foodinfo202601m.pdf
