
日本フランチャイズチェーン協会(JFA)はJFAコンビニエンスストア統計調査月報2025年6月度を発表した。全店売上高は10149億0000万円(前年同月比103.8%)だった。既存店売上高は9752億6300万円(前年同月比103.7%)、既存店客数13億2706万6000人(同101.0%)、既存店客単価734.9円(同102.7%)だった。
JFAによる「全般的動向」は以下のとおり。
今月は記録的な暑さになったことから冷し麺、ソフトドリンク、アイスクリーム、デオドラント用品が好調だったことに加え、おにぎり、揚げ物、菓子も好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。
店舗売上高
全店売上高は10149億0000万円。前年同月比373億7900万円増(+3.8%)。前月比13億0800万円減(−0.1%)。既存店売上高は9752億6300万円。前年同月比348億6500万円増(+3.7%)。前月比3億2600万円減(+0.0%)。
全店・既存店はともに4カ月連続のプラス。
来店客数
全店客数は13億9177万人。前年同月比1319万7000人増(+1.0%)。前月比173万1000人増(+0.1%)。既存店客数は13億2706万6000人。前年同月比1340万9000人増(+1.0%)。前月比312万6000人増(+0.2%)。
全店・既存店はともに2カ月ぶりのプラス。
平均客単価
全店客単価は729.2円。前年同月比20.1円上昇(+2.8%)。前月比1.9円低下(−0.3%)。既存店客単価は734.9円。前年同月比19.0円上昇(+2.7%)。前月比2.0円低下(−0.3%)。
全店・既存店はともに6カ月連続のプラス。
商品構成比および前年増減比
- 日配食品
- 構成比35.6%(前月35.0%)/前年比104.9%。
- カウンター商材(コーヒー、揚げ物、中華まん等)、米飯類(おにぎり、弁当、寿司等)、パン、調理パン、惣菜、漬物、野菜、果物、水物(豆腐等)、調理麺、卵、加工肉(ハム、ウインナー、ベーコン等)、牛乳、チルド飲料、乳製品(バター、チーズ等)、練物(ちくわ、かまぼこ等)、サラダ、和洋菓子、デザート類(ケーキ、プリン、ゼリー、ヨーグルト等)等
- 加工食品
- 構成比28.3%(前月27.6%)/前年比104.7%。
- 菓子類(和洋菓子を除く)、ソフトドリンク(乳飲料を除く)、アルコール飲料(ビール、日本酒、焼酎、ワイン等)、調味料(食塩、砂糖、味噌、しょう油、うま味調味料、ソース等)、嗜好品(コーヒー、お茶等)、米穀、乾物、缶詰類、冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品、インスタント食品等
- 非食品
- 構成比31.4%(前月31.8%)/前年比101.1%。
- たばこ、雑誌、書籍、新聞、衣料品、袋物類、文具類、玩具、雑貨、ペットフード、乾電池、CD、電球・蛍光灯、電卓、燃料、サングラス、園芸用品、花火、洗剤、化粧品、医薬品、医薬部外品栄養ドリンク、紙製品、切手・はがき・収入印紙、装身具等
- サービス
- 構成比4.7%(前月5.6%)/前年比106.4%。
- プリペイドカード、コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、各種チケット、テレフォンカード、宝くじ、レンタル、乗車券、航空券、宿泊券等
※サービスには、電力料金、ガス料金、放送受信料、電話料金、水道料金等の公共料金等の収納代行は含まない。
店舗数
店舗数は55,852店。前年同月比215店増(+0.4%)。前月比23店増(+0.0%)。
- 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)
- https://www.jfa-fc.or.jp/
- 調査対象
- JFA正会員コンビニエンスストア本部7社:セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パン デイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン