食品安全情報(微生物)

INFOSAN対応例過去最多

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。2021年第3四半期に国際食品安全当局ネットワーク事務局が対応した食品安全事例は計65件であった。米国で2021年2月〜7月に発生した冷凍加熱済みエビに関連のサルモネラ感染アウトブレイクの感染源は、輸入検査のため採取されたエビ1検体で確認された。
フードサービス月次業績

半数のデータが既存店プラス

2021年11月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、131件のデータのうち72件が前年同月以上だった一方、59件が前年同月割れとなった。全店売上高では、91件のデータのうち44件が前年同月以上だった一方、47件が前年同月割れだった。
コンビニエンスストア月次業績

各社昨年に続き前年同月割る

主要コンビニエンスストアの2021年11月実績。各社とも既存店客数が前年同月より下回った。ポプラを除くと客単価はやや上昇している。既存店売上高が前年同月を上回ったのはファミリーマートだけだった。前年=2020年11月も、スリーエフを除く各社とも既存店売上高が2019年同月に達しておらず、厳しさが増している。
食品安全情報(化学物質)

ハーブとスパイスの食品偽装

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会が6種類のハーブとスパイスを分析したところ、6%〜48%のサンプルに混入リスクがあると判断された。フランスでは公共飲料水供給ネットワークの4%が今でもアスベストセメント製であることを受けて、アスベストを飲み込むことによるハザードの可能性について科学的文献レビューを実施した。
食品安全情報(微生物)

輸入メロンに関連のサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州疾病予防管理センターの報告書によると、2021年3月〜7月にEU12カ国および英国からサルモネラ感染確定患者が348人報告された。原因は輸入メロンと推定され、ホンジュラスの生産業者が輸出したバッチ由来のガリアメロンが原因食品である可能性が高いとされている。
食品安全情報(化学物質)

豪で食品データベース構築開始

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ヨーロッパの事例で、家畜への使用が禁止されている動物用医薬品を確認するための既存の方法が有効でない可能性が示唆されている。オーストラリアで食品と飲料品の情報を集約してオンラインで公開するデータベースの構築がスタートした。マイクロプラスチックのヒトへのリスクはまだ評価できない。
食品安全情報(微生物)

ベビーリーフ関連のO157

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国でホウレンソウのベビーリーフ関連の大腸菌O157:H7感染アウトブレイクが発生している。同じく米国でタマネギに関連のサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。カナダでは感染源がまだ特定されていないサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。
フードサービス月次業績

改善増え、極端な前年割れ減る

2021年10月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、121件のデータのうち44件が前年同月以上だった一方、77件が前年同月割れとなった。全店売上高では、90件のデータのうち29件が前年同月以上だった一方、61件が前年同月割れだった。アルコール系でも前年同月の50%に満たない極端なデータは減少した。
お知らせ

音声コンテンツの配信を開始

FoodWatchJapanのコンテンツの「音声コンテンツ」への展開を開始しました。日本国内でも浸透しつつあるスマートスピーカー、ポッドキャストで、FoodWatchJapanの最新記事のサマリーがチェック可能になりました。使い方は簡単です。ふだんお使いのスマホやスマートスピーカーなどで、一度ぜひFoodWatchJapanを音声でチェックしてみてください。 FoodWatchJapanは音声コン […]
食品スーパー月次業績

バロー、ヤオコーなどプラス

主要食品スーパーの2021年10月実績。既存店で、バロー、ヤオコー、アークス/北海道計、ライフなどが客数、客単価ともプラスで売上高が前年同月を上回った。同、アークス/東北計、ヨークベニマルは客数が前年同月を下回ったが客単価が上昇して売上高は前年同月を上回った。同、カスミ、マルエツ、マックスバリュ西日本などは客数、客単価ともマイナスで売上高が前年同月を下回った。
食品安全情報(化学物質)

EUの二酸化チタン取扱の行方

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会の二酸化チタンの使用認可を取り下げるという提案をEU加盟国が了承したことについて欧州議会および理事会の意見を待つターム。CDCは子供の血中鉛濃度参照値を更新した。米国環境保護庁は、PFASに含まれるGenX化合物に関する最終的なヒト健康毒性評価の結果を発表した。
食品安全情報(微生物)

スティックサラミのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国でスティックサラミに関連して複数州にわたり発生しているサルモネラ感染アウトブレイクが発生した。欧州食品安全機関は家禽の衛生にとって脅威となる伝染病の原因である抗菌剤耐性菌の評価を行い、EU域内で最も重要な抗菌剤耐性菌は大腸菌と腸球菌2種としている。
コンビニエンスストア月次業績

各社客数が前年同月を下回る

主要コンビニエンスストアの2021年10月実績。主要なチェーンがいずれも客数が前年同月を下回った。大手3社ではセブン-イレブンが売上高も前年同月を下回った。ファミリーマートとローソンは客数の上昇で売上高プラスを確保した。前年10月は大手3社とも客数が2019年同月比で1割程度低下(売上高も6%以上低下)しており、そこからさらに客数を落とした形となった。