毒?(過ぎてしまえば笑い話だが、過ぎるまでが長い……)
食の損得感情

見えないリスクに人がとる不可解な行動

このサイトの読者のみなさんにこのようなことを打ち明けるのは恥ずかしいことだけれども、私は今も牛肉を元気よく食べる気にはなれないでいる。国産牛の管理の厳重さ、米国産牛を食べた場合に変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に感染する確率の低さ、あるいはそもそもvCJDとBSEとの関連は未解明である、などなどの説明を聞いても、どうしても積極的になれない。説明自体にはうなずきもするので、これは全く個人 […]
地面に落ちた食べ物は、ハトに任せる。拾って食べない
食の損得感情

不二家をもって他山の石とすべき人々(2)

1月下旬の週末、よく行くスーパーマーケットで買い物をしていたところ、男性の従業員が売り場で台車に乗って作業をしているのに出くわした。シャーシの両端に垂直の支柱部分があり、好みの高さにステンレスの天板を付けられる多段式の台車だ。男性従業員は、キャスターがロックされていない台車の上、腰の高さに取り付けた天板に、サーフィンをするように腰を落として危なっかしく立ち、床からは手が届かないシェルフの上部の品物 […]
「かわいいと思っていたら、大間違い」と言われないように
食の損得感情

不二家をもって他山の石とすべき人々(1)

不謹慎な言い方になるが、「不二家」の不祥事には意外性があり、マスコミにとっては格好の素材となっている。不二家のブランド・イメージは、ペコちゃんによる「親しみ」「かわいい」、パッケージ製品のメーカーの一方、市中に洋菓子店も展開していることによる「手作り」、そして明治創業という歴史による「老舗」などの言葉で表現できるだろう。それが消費者を裏切っていたというのだから、「犬が人をかんだ」話ではなく、「人が […]