木曜は買い気振るわず小動き

2022年7月第2週(7月8日〜7月14日)

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2022年7月第2週(7月8日〜7月14日)の概況より。
13日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べほぼ変わらず。
1日平均取扱数量は総量1,075t(前週比89%、前年同期比93%)。

このうち鮮魚類は567t(前年同期比92%)、冷凍魚類は206t(前週比69%、前年同期比90%)、塩干加工品は302t(前週比86%、前年同期比98%)。

日ごとの動き

7月8日(金) 週末の取引、買い気はやや上向き。イワシが2割上伸、カツオは堅調、アジはしっかり、ブリは1〜2割下落、メジは小安い、スルメは軟調、サバは弱保合。相場全体では区々

7月9日(土) 休市前の取引、前荷薄と休み前の買い急ぎで荷動きはおおむね良好。アジが3割下落、サバ、スルメが強保合、カツオがしっかり、ブリ、イワシ、メジは保合。相場全体では強保合

7月11日(月) 週明けの取引、買い気はまずまず。ブリは2割下落、メジは小高い、カツオは堅調、スルメはしっかり、サバは強保合、イワシは小甘い、アジは弱保合。相場全体では小動き

7月12日(火) 休市前の取引、荷もたれ感から買い気は低調。アジが2〜3割下落、メジは2割反落、サバは軟調、スルメは小甘い、ブリは弱保合、カツオは続堅調、イワシは小動き。相場全体では軟調

7月14日(木) 休市明けの取引、買い気は振るわず。カツオが1〜3割、サバは1〜2割下落、メジが小反発、アジ、スルメは強保合、ブリは区々、イワシは小動き。相場全体では小動き

品目別の動き

アジ 中型が長崎、中小型が石川主体に入荷。数量は前週に比べ35%増加し、価格は中型が2.5割弱安、中小型が0.5割強安。

サバ 千葉主体に入荷。数量は前週に比べ5%増加し、価格は1割弱安。

イワシ 鳥取主体に入荷。数量は前週に比べ29%減少し、価格はわずかに上昇

スルメイカ 石川主体に入荷。数量は前週に比べ10%減少し、価格は1割強安。

カツオ 鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ9%減少し、価格は2.5割強安。

主な水産物の市況(2022年7月第2週)

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄高値中値安値前週比中値前年同期比今週の主力
マグロ36.46777各地23,7605,2122,160142140-
海外9,7207,9926,264106165-
メバチ52.7125119各地※冷凍2,7001,5211,134114139-
アジ56.7135103長崎2,3765403247793160-180g/尾
石川中小6484323249374100-120g/尾
サバ19.610589千葉1,08036721692937-10入/5kg
イワシ29.77168鳥取75633521610391100-110g/尾
スルメイカ24.390185石川1,080778432898320-25入/5kg
冷スルメイカ2.4126114各地1,080-810---
サンマ1.37672各地解凍1,620-756---
カレイ12.39838北海道6484002708269-
宮城ほかマコ1,404-324---
北海道アカ75662154010755-
北海道アサバ-216-10057-
ハマチ6.611275愛媛ほか野〆1,6201,5661,5121001415-6kg/尾
塩サケ16.763100北海道トキ4,5364,3203,780100--
北海道アキ------
タラ類611179岩手ほか756-324--4-5kg/尾
宮城ぶわ1,404-648--4-7枚入/5kg
カツオ32.29163鹿児島2,160659324741653-5kg/尾
キンメダイ8.29991東京ほか7,3441,8791,5121041340.5-1.5kg/尾
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。卸売価格(高値、中値、安値)の単位はkg/円。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/