しゅんぎく、ブロッコリー増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2021年11月第2週（11月5日〜11月11日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,430t（前週比99％、前年同期比94％）。

日ごとの動き

前週比ではしゅんぎく、ブロッコリー、れんこん等が増加したが、はくさい、じゃがいも、ごぼう等が減少したため、1％の微減となった。

前年同期比では、ほうれんそう、ごぼう、きゅうり等が増加したが、じゃがいも、こまつな、だいこん等が減少したため、6％の減少となった。

市況は前週比で弱保合、前年同期比で区々となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に神奈川県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。需要はあるが、全体量が多く荷動きが鈍いため、千葉県産の価格は弱保合となった。

にんじん　千葉県、北海道等から入荷したが、北海道産は終盤に近づき減少し、前週比9％の減少となった。千葉県産の価格は強含みとなった。

キャベツ　千葉県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

レタス　茨城県を中心に兵庫県等から入荷したが、前週比11％の減少となった。茨城県産の価格は保合となった。

はくさい　茨城県を中心に長野県等から入荷したが、長野県産が最終盤で減少し、前週比で14％の減少となった。茨城県産の価格は弱含みとなった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷し、前週比38％の大幅な増加となった。全体量が多く荷動きが鈍いため、群馬県産の価格は弱保合となった。

ねぎ　秋田県、北海道等から順調に入荷し、前週比4％の増加となった。秋田県産の価格は弱保合となった。

きゅうり　埼玉県を中心に群馬県等から順調に入荷し、前週比7％の増加となった。埼玉県産の価格は弱保合となった。

なす　高知県を中心に熊本県等から入荷した。高知県産が増量傾向で、前週比12％の増加となった。高知県産の価格は保合となった。

トマト　熊本県を中心に千葉県等から入荷し、前週比15％の増加となった。高値反動で荷動きが鈍くなり、熊本県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に宮崎県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。茨城県産の価格は弱保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2021年11月第2週）