せとかが愛媛、佐賀等から入荷

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年2月第2週（2月7日〜2月13日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

1日平均入荷量は総量1,541t（前週比94％、前年同期比94％）。

前週比では、「せとか、不知火、いちごなどが増加したが、みかん、ポンカン、キウイなどが減少したため、6％の減少となった。

前年同期比では、いちご、はっさくなどが増加したが、ポンカン、りんご、みかんなどが減少したため、6％の減少となった。

市況は前週比、前年同期比はともに区々となった。

品目別の動き

みかん　静岡県を中心に長崎県等から入荷したが、前週比30％の大幅な減少となった。引き合いはあり、静岡県産普通みかんの価格は強含みとなった。

ポンカン　愛媛県を中心に熊本県等から入荷したが、前週比20％の減少となった。愛媛県産の価格は強保合となった。

あまなつかん　熊本県を中心に鹿児島県等から入荷し、前週比1％の微増となった。熊本県産の価格は保合となった。

いよかん　愛媛県を中心に入荷したが、前週比2％の減少となった。引き合いは弱く相場も横ばいのまま推移し、愛媛県産の価格は保合となった。

はっさく　和歌山県を中心に広島県等から入荷した。販売は10kgばら売りとネット販売とに分かれており、前年同期比4％の増加となった。和歌山県産の価格は強保合となった。

不知火　熊本県を中心に愛媛県等から入荷し、前週比45％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は弱含みとなった。

せとか　愛媛県、佐賀県等から入荷し、前週比54％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は保合となった。

きんかん　宮崎県「完熟きんかんを中心に鹿児島県等から入荷した。入荷は徐々に増えているがピークには入っておらず、前週比9％の増加となった。宮崎県産の価格は弱保合となった。

りんご　青森県を中心に入荷し、前週比1％の微増となった。青森県産「ふじ、王林」の価格はともに保合となった。

いちご　栃木県、福岡県等から入荷した。天候の回復から関東産のいちごは2果房の出荷ピークに入っており、前週比12％の増加となった。相場を下げているが荷動きは鈍く、栃木県産「とちおとめ」、佐賀県産「さがほのか」の価格はともに弱含みとなった。

キウイ　福岡県を中心に和歌山県等から入荷したが、前週比16％の減少となった。福岡県産の価格は保合となった。

主な農産物（果実）の市況（2020年2月第2週）