第3回 世界料理学会 in HAKODATE 開催内容が決まる

世界料理学会 in HAKODATE
世界料理学会 in HAKODATE

世界料理学会 in HAKODATE
世界料理学会 in HAKODATE

北海道に世界の注目料理人が集う第3回 世界料理学会 in HAKODATEの開催内容が決まった。前2回を上回る発表者数、参加者数を予定している。今回初めて共通テーマ「海藻」を設定した。また、前日夜には市内で「バル街」を開催し、参加シェフらによる出店も予定している。

国内外の著名料理人が一堂に会する

「世界料理学会 in HAKODATE」は、第1回(2009年)、第2回(2010年)に続く3回目。会期は4月23日~4月24日の2日間で、国内外の著名な料理人26名以上による個人プレゼンテーションを行うほか、ミニセッション、懇親会などを行う。

 今回はとくに共通テーマ「海藻」を設定し、発表者には海藻に関する発表を働きかけているほか、北海道大学水産学部(函館市)や海藻製品の企業による発表と展示も予定している。

「世界料理学会 in HAKODATE」は、レストラン「バスク」(函館市松陰町)のオーナーシェフ深谷宏治氏がスペインのサン・セバスティアンで開催されているSan Sebastián Gastronomikaに触発され、料理界と函館市民の賛同を得て2009年にスタートした。

前夜祭に「バル街」開催

 会期中は「函館のローカルな魅力と自主開催の自由な雰囲気の中、国内外の料理人たちが学び合い、友情を深める」(実行委員会)。また、日本と海外の各地で活躍する料理人によるプレゼンテーションでは、「それぞれが『なぜそうするのか』など思想・料理哲学に踏み込んだ発表を行い、経験や料理のジャンルを超えて伝え合う」(同)セッションが定着してきた。

 また、函館市は「バル街」を日本で最初に開催した都市で、「世界料理学会 in HAKODATE」初日前夜(4月22日夜)に「第17回函館西部地区バル街」を開催する。世界料理学会参加シェフによる特別出店も予定している。

 参加は資格等の設定はなく自由。1口2500円を添えて「世界料理学会 in HAKODATE サポーター」に申し込むと、2日間参加のチケット(パーティは別途)が、1口につき1枚進呈される。

●第3回 世界料理学会 in HAKODATE公式サイト
http://www.ryori-hakodate.net/
※開催概要とサポーター申込書のPDFファイルをダウンロードする。
●実行委員会連絡先
Fax. 0138-31-8656
E-mail: info@ryori-hakodate.net

《次ページに開催概要と参加予定シェフ一覧》

第3回 世界料理学会 in HAKODATE 開催概要

(一部変更の可能性あり)

●4月22日(日)

「第17回函館西部地区バル街」
14:00~24:00
函館西部地区一円
約60店参加・「第3回 世界料理学会 in HAKODATE」参加シェフの特別出店あり

●4月23日(月)

「第3回 世界料理学会 in HAKODATE」初日
10:00~17:30
函館市芸術ホール
(北海道函館市五稜郭町37-8 Tel.0138-55-3521)
料理人らによる個人プレゼンテーションほか(8セッション)

「第3回 世界料理学会 in HAKODATE」記念パーティー
18:30~
函館国際ホテル
(函館市大手町5-10 Tel.0138-23-5151)
参加料理人のレシピによるピンチョ提供ほか

●4月24日(火)

「第3回 世界料理学会 in HAKODATE」第2日
9:30~17:30
函館国際ホテル
料理人らによる個人プレゼンテーションほか(8セッション)
トークセッション(3会場/10セッション)

道南地域の生産者らによる農林水産物展示・商談会

「第3回 世界料理学会 in HAKODATE」懇親会
18:30~
函館山展望台ティーラウンジ「レガート」
参加シェフ・関係者らによるパーティ(一部一般参加可能)


●参加予定シェフ(50音順・敬称略)
※個人プレゼンテーション/ミニセッションの別は後日決定)
秋山能久 「六雁」(東京・銀座)
石井誠 「ル・ミュゼ」(札幌・宮の森)
奥田政行 「アル・ケッチャーノ」(山形・鶴岡)
木村史能 函館国際ホテル
小西由企夫 「エル・ポニエンテ」(大阪)
斉藤毅 「パティスリー ストーブ」(秋田・広面)
坂田敏二 「ル・プティコション」(函館・五稜郭)
志賀勝栄 「シニファン・シニフェ」(東京・三宿)
高木慎一郎 「銭屋」(金沢・片町)
高澤義明 「アロニア ド タカザワ」(東京・赤坂)
高田裕介 「ラ・シーム」(大阪・本町)
滝沢英哲 「オステリア デル ボルゴ」(八戸・尻内町)
谷昇 「ル・マンジュ・トゥー」(東京・市ヶ谷)
中東久人 「野草一味庵 美山荘」(京都・大悲山)
中道博 「レストラン モリエール」(札幌・宮ヶ丘)
間光男 「レストラン TERAKOYA」(東京・小金井)
福本伸也 「カ・セント」(神戸・中山手通)
山崎隆 「レストラン山崎」(青森・弘前)
山田チカラ 「山田チカラ」(東京・南麻布)
横須賀雅明 「Restaurant MiYa-Vie」(札幌・南円山)
Alexandre Bourdas 「Sa.Qua.Na」(フランス・オンフルール)
Grant Achtz 「ALINEA」(アメリカ・シカゴ)
Edgar Nunez 「Sud 777」(メキシコ・メキシコシティ)
Elena Arzak 「ARZAK」(スペイン・サン・セバスティアン)
Patrice Martineau ザ・ペニンシュラ東京「Peter」
 
齋藤壽 「ザ・ウインザーホテル洞爺」顧問
木村真季 柴田書店