製造・物流

「食品開発展2011」に放射能測定機器や分析検査機器が出展予定

第22回となる「食品開発展2011」が、2011年10月5日~7日、東京ビッグサイトで開催される。今回は、東京電力福島原発事故による放射能汚染問題が食品業界でも深刻化する中、食品開発展事務局では食品の放射能測定機器や分析検査機器の出展があることをアピールしている。
航空便輸送
再考・ワイン物流改善

“ワインのリーファー輸送”で得た恩恵(2)

ワインのリーファー輸送の実現によって、私たちは何を得たのか。3回にわたって確認している。今回は、ワインの市場対応力が増したことで、「ボジョレーヌーボー」の意味が変わったことを指摘する。また、この機会にワインの航空便輸送についてもいくつか提案する。
再考・ワイン物流改善

陸送時の温度管理の難しさ(2)

ワインに特化した国内全域をカバーする定温輸送ネットワークはない。そこでクール宅急便を利用する業者が増えたが、ワインにとってその温度帯には問題があった。ワインにとって最善の温度帯は、他の商材でも需要があるはずで、導入が望まれる。
電源ユニットのないリーファー・コンテナ
再考・ワイン物流改善

陸送時の温度管理の難しさ(1)

海上輸送でだけでなく、陸上輸送でも定温を保つべく、ワインの「トータル・リーファー・システム」が始動した。ところが、その実現能力がフランスにはなかった。一方、日本ではクール宅急便のサービスが始まった。
再考・ワイン物流改善

ジエチレングリコール混入ワイン事件(3)

その後のドイツ、フランス、旧ソ連、旧ユーゴスラビアのさまざまな動き、出来事を見ると、ジエチレングリコール混入ワイン事件はその前ぶれであったように見える。大久保氏は、いずれにせよ、事件は事故ではなく故意によるものであったことを銘記すべきだと考える。
再考・ワイン物流改善

初めてのリーファー・コンテナ使用提案

昨今、「ワインの輸送にリーファー・コンテナは不要」との主張を見かけるが、それが可能になった背景には逆説的な現象があると考えられる。ところで、リーファー輸送提案を行った前後のストーリーは、リーファー・コンテナメーカーとの出会いに至る。これで、船倉内の温度推移など、得難いデータを入手できることとなった。