[名古屋めし] あんかけスパゲティの幸せ

「名古屋めし」などとシリーズ見出しのように付けたものの、7月以来布団で寝たのは出張のときぐらいなんて、とんでもない生活。「名古屋めし」の続きが全然書けなかった。最近やっとなんとかなってきたので(まだ終わっていない仕事があるものの、「農業成功マニュアル」(翔泳社)は、あとは店頭に並ぶのを待つばかり)。あと短いゴーストライター仕事が一つ。でも、また来週からまたどうなるやら)、あんかけスパのお話を。


あんかけスパ。
あんかけスパ。

 こういうものがあると知ったのは、遅いですね、やっと5年前という頃。「ミニストップ」のFF商品開発のスター(!)今井久さんと一緒に名古屋に出張したときに教わった。「うちの奥さんから絶対買ってきてって言われた」(奥様も元食品メーカーの方で食べ物に詳しい)と、スーパーで「ヨコイ」の家庭用レトルト入りソースを探していたのを一緒に買ったのが最初です。

 帰宅後、翌日早速トライ。不思議な食べ物、でも、すごく懐かしい感じというのが第一印象。タマネギを焦がしたような、しょう油入りのような濃い色のコンソメに片栗粉を入れてあんかけにしたような感じ。コショーの辛みが利いている。買うときに聞いたとおり、妙にクセになる味だった。

 お店で食べたのはさらに遅く、今年の夏が初めて。「日経ベンチャー」でホシザキ電機の坂本精志社長の取材をするため、この夏何度か名古屋にうかがった。カメラマンの堀勝志古さんとお昼どうしようというとき、あんかけスパの話をしたら、お気に入りの店に連れて行ってくれた(堀さん、ありがとうございます)。

 おいしかったなー、これ。懐かしいもの、子供の好きなものがみんな入っていて、だけど辛みも利いてっていうのが面白い。ソーセージのスライス、ベーコン、コーン、マッシュルーム、玉ネギなどなど(玉ネギは子供は好きじゃないですね)。スパゲティは太くて、アルデンテというような小難しいものではなくて、やわ~という軟らかさ。で、大盛り。総合すると、やっぱり男性向け商品だなと思う。

 こういうものをもりもり食べていると、素直に幸せを感じる。明るい食べ物はいいな。

※このコラムは個人ブログで公開していたものです。

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About 齋藤訓之 396 Articles
Food Watch Japan編集長 さいとう・さとし 1988年中央大学卒業。柴田書店「月刊食堂」編集者、日経BP社「日経レストラン」記者、農業技術通信社取締役「農業経営者」副編集長兼出版部長等を経て独立。2010年10月株式会社香雪社を設立。公益財団法人流通経済研究所特任研究員。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。戸板女子短期大学食物栄養科非常勤講師。亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科非常勤講師。日本フードサービス学会、日本マーケティング学会会員。著書に「有機野菜はウソをつく」(SBクリエイティブ)、「食品業界のしくみ」「外食業界のしくみ」(ともにナツメ社)、「農業成功マニュアル―『農家になる!』夢を現実に」(翔泳社)、共著・監修に「創発する営業」(上原征彦編著ほか、丸善出版)、「創発するマーケティング」(井関利明・上原征彦著ほか、日経BPコンサルティング)、「農業をはじめたい人の本―作物別にわかる就農完全ガイド」(監修、成美堂出版)など。※amazon著者ページ →