「洋酒文化の歴史的考察」連載開始について

洋酒文化の歴史的考察
洋酒文化の歴史的考察

 新連載「洋酒文化の歴史的考察」がスタートしました。

 この連載では、今日当たり前に楽しまれているさまざまな洋酒が、どのように日本に入り、珍しく思われ、定着していったのかを、綿密な調査に基づいて明らかにしていきます。

 シリーズの最初は「モダン・ガールは何を飲んでいたのか」。大正から昭和初期にかけて現れたとされる“モダン・ガール”の実像と、彼女たちの時代の洋酒の楽しまれ方の実態に迫っていきます。

 連載の中では、酒類業界・外食業界では常識とされている“史実”のいくつかが次々にひっくり返っていきますから、アルコールに携わる方々には必見のコラムです。

 執筆者の石倉一雄氏は洋酒と洋酒文化を研究する気鋭のライターで、これまでにダイナースクラブ会員誌「Signature」、「男の隠れ家」(朝日新聞出版)に連載を持ち、「日経MJ」への寄稿、J-WAVE、FM静岡への出演もされています。数々のウォッカや幻の酒アブサンにも造詣が深く、今後それらについても話題を提供してくださるでしょう。

 なお、この連載には藤原カムイ氏が挿絵を描いてくださいました(書き下ろし)。石倉氏の探究と藤原氏が描く独自の世界のコラボレーションをお楽しみください。

FoodWatchJapan 編集部