だいこん北海道、きゅうり福島

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2019年7月第3週（7月12日〜7月18日）の概況より。

日ごとの動き

　開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

　1日平均入荷量は総量5,151t（前週比94％、前年同期比106％）。

　前週比ではたまねぎ、きゅうり、だいこん等が増加したが、ピーマン、トマト、とうもろこし等が減少したため、6％の減少となった。

　前年同期比では、きゅうり、レタス、とうもろこし等が減少したが、ブロッコリー、だいこん、ほうれんそう等が増加したため、6％の増加となった。

　市況は前週比で強含み、前年同期比で区々となった。

品目別の動き

だいこん　北海道を中心に青森県等から入荷し、前週比12％の増加となった。北海道産の価格は保合となった。

にんじん　青森県を中心に北海道等から入荷したが、青森産は天候不順から入荷が少なく、前週比12％の減少となった。青森県産の価格は弱保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に岩手県等から入荷し、前週比10％の増加となった。群馬県産の価格は弱含みとなった。

レタス　長野県を中心に群馬県等から入荷したが、前週比11％の減少となった。長野県産の価格は強保合となった。

はくさい　長野県を中心に群馬県等から入荷し、前週比7％の増加となった。長野県産の価格は低気温で消費が伸び相場が上昇し、強保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に岐阜県等から入荷したが、前週比10％の減少となった。群馬県産の価格は強保合となった。

ねぎ　茨城県を中心に千葉県等から入荷し、前週比6％の増加となった。茨城県産の価格は保合となった。

きゅうり　福島県を中心に秋田県等から入荷し、前週比13％の増加となった。福島県産の価格は強保合となった。

なす　群馬県を中心に栃木県等から入荷したが、群馬県産、栃木県産が天候不良により数量が少なく、前週比13％の減少となった。群馬県産の価格は強保合となった。

トマト　青森県、北海道等から入荷したが、青森県産、北海道産は低気温のため入荷が少なく、前週比16％の減少となった。連休をはさみ引合いが強く相場は上昇し、青森県産の価格は強保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に岩手県等から入荷したが、岩手県産、福島県産は曇天により生育に遅れが出ており全体数量は少なく、前週比19％の減少となった。茨城県産の価格は強保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2019年7月第3週）