うねやま研究室

食品個々の特定栄養素を近視眼的に追求しても意味がない

前回、英国食品基準庁(FSA)が発表したオーガニック(有機認証)食品の栄養価と健康影響についての科学的根拠を吟味したレビューについて、背景と要旨を紹介しました。このレビューの「科学的」内容について、さらに説明が必要であると感じましたので続けます。2008年8月の記事で「科学的根拠」とは、ということを一度話題にしているのですが、大切なことなので繰り返します。
Maryanskiのバイテクと食品安全考

日本の消費者庁、政権移行の最中に始動/Japan Opens a New Consumer Agency in the Midst of Government Transition

消費者製品の欠陥、あるいは不正表示にからむこのところの問題を受けて、日本の政府は消費者利益を守ることを任とする新しい機関を設けることになった。米国政府も国民の信頼を高めるため1970年代に同様の行動を取った。日本の新しい消費者庁は、2009年9月1日、過去50年で最も歴史的な国政選挙のわずか数日後に発足した。消費者庁の役割は米国の消費者製品安全委員会(CPSC)と同じようなものだが、しかし決定的な […]
チェーンストアのビジネスパーソンが農家を訪ねるメリットは価格交渉のためだけではないはずだ
食の損得感情

生産、流通、消費が分かち合うもの

天候不良による農産物の不作を伝える報道が目に付く。特に影響を受けていないと言う農家がいる一方、こうした報道があるということは、よほど困っている農家もいるのだろう。お見舞い申し上げる。「農業は天候に左右されるから大変だ」と、よく言われる。しかし、同じ時期にいろいろな農家を見ていると、作の善し悪しを左右するのは天候だけではないとつくづく考えさせられる。
食の損得感情

雑草は昔からスーパー雑草だった

7日19時のNHKニュースを見ていたら、続く「クローズアップ現代」で「スーパー雑草」を取り上げるという。すわ、またぞろ除草剤耐性遺伝子組換え(GM)植物の野生化やら交雑やらの話題かと観ていたら、そうではなかった。最近、除草剤耐性を持つ雑草が問題になっているという。それをスーパー雑草と呼んでいる。確かに最近この語を好んで使う人が増えているように感じる。