食品安全情報(化学物質)

安全でないシナモン製品を公表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。コーデックス食品表示部会は、食物アレルゲンの表示免除の可否評価のための枠組み構築を進めている。米国FDAはいくつかのシナモン製品の鉛濃度の高さについて警告している。ニュージーランドでアーユルべーダ薬摂取による鉛中毒の報告が8件あった。今年の世界フードセーフティデイのコミュニケーションツールがリリースされた。
食品安全情報(化学物質)

リスク管理の重点に集中する

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは食品安全上の新興問題の早期警告システムについて報告書を発表した。英国食品基準庁は食品安全リスクの監視に役立つ調査結果を発表した。米国FDAはゲノム編集食品の市販前報告に関するガイダンスを発表した。FDAはまた、シナモンアップルソースパウチから鉛とクロムが検出された問題について原因を発表した。
食品安全情報(微生物)

鶏肉は洗わない。手指は洗う

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOの国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第3四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。スコットランド食品基準庁(FSS)と英国当局は、ポーランドから輸入された家禽製品に関連してサルモネラ感染食中毒患者が増加していることを受けて消費者に注意喚起を行っている。
食品安全情報(化学物質)

無機ヒ素の健康上の懸念確認

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関が食品中の無機ヒ素について再評価を実施した。英国の毒性委員会と発がん性委員会は、各リスク評価において疫学的および毒性学的エビデンスを定期的にレビューしている。オーストラリア農薬・動物医薬品局は、英国—オーストラリア規制協力「動物用医薬品の同時審査に関するガイダンス」を発表した。
食品安全情報(化学物質)

高濃度の鉛含む可能性で回収

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAO/WHOは、食物アレルゲンのリスク評価:パート5を発表。大豆など、以前の評価で世界的な優先アレルゲンと判断されなかった食品のRfDを提示した。FDAは高濃度の鉛を含む可能性がある製品について勧告を行っている。FDAはまた、臭素化植物油(BVO)の食品添加物としての使用認可を取り下げを提案している。
食品安全情報(微生物)

2023年第2四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第2四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。米国当局は、複数州にわたり発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査し、加工会社製の角切りタマネギとの関連を特定した。
食品安全情報(化学物質)

詐欺の対象となりやすい魚介類

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは魚介類の市場名、一般名、学名および現地語名に関する指針を提供している。一部の魚介類で誤った市場名が表示されたという問題が背景。オーストラリアではスポーツ用等と表示されている医薬品形状のサプリは、11月30日から医療用品として規制される。フランス当局は消毒剤による子供の被害について注意を喚起する。
食品安全情報(化学物質)

アスパルテーム有害の懸念ない

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。アスパルテームについて、FAO/WHO合同食品添加物専門委員会(JECFA)の評価は摂取の状況と量を考慮している一方、国際がん研究機関(IARC)は発がんの可能性について説得力のある根拠がどの程度あるのかのみを評価している。欧州食品安全機関(EFSA)はグリホサートに重要な懸念分野は特定されずと報告した。
食品安全情報(化学物質)

農産品の食品偽装が大幅に増加

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)が発表した2022年の警戒協力ネットワークの報告書によると、この1年間に農業食品の偽装行為が大幅に増加した。国際がん研究機関(IARC)のアスパルテームに関する評価結果が、参加者が機密保持の同意書に署名しているにもかかわらず、公式発表の前にメディアにリークされて注目の的になっている。
食品安全情報(微生物)

WHOが食品規格で呼びかけ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界食品安全デー2023は、「食品規格がいのちを救う」(Food standards save lives)をテーマに、食品の規格がどのように食品の安全性を確保するかについて注目した。WHOは、政策決定者、食品事業者、教育関係者、消費者それぞれに向けて行動の呼びかけを行った。
食品安全情報(微生物)

2023年第1四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第1四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。
食品安全情報(化学物質)

プラ代替品に含まれる化学物質

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは、体重管理等の手段としてノンシュガー甘味料を使用しないことを勧める、という条件付き勧告を発表した。オランダ当局は、使い捨てプラスチック代用素材の使用実態とそれらに含まれる可能性のある化学物質について有害性と食品への移行性について調査した。
食品安全情報(化学物質)

はちみつの食品偽装対策を強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会の調査によると、EUへ輸入された蜂蜜320品の約半数に他の糖類が混入し違反の可能性があった。米国環境保護庁は、滅菌に使用されるエチレンオキシドについて、労働者の健康を保護するために新しい規制を提案した。シンガポール保健科学庁は強力な医薬品成分が含まれている健康食品について注意を呼びかけている。
食品安全情報(化学物質)

細胞ベース食品のハザード同定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOとWHOが細胞ベースの食品の安全性に関する専門家会合を開催し、その報告書を発表した。欧州食品安全機関は、食品中のN-ニトロソアミン類による健康へのリスクについて科学的意見を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、ワイルドガーリックと他の有毒な植物との誤認について注意喚起を行っている。
食品安全情報(微生物)

第4四半期食品安全対応47件

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2022年の第4四半期に世界保健機関(WHO)加盟の37の国・領土が関連した計47件の食品安全事例に対応した。