アンデス、こだますいかなど増

東京都中央卸売市場(大田市場業務課)が発表した2022年4月第2週(4月8日〜4月14日)の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量1,136t(前週比103%、前年同期比90%)。

日ごとの動き

前週比では、清見、はっさく、あまなつかんなどが減少したが、アンデスメロン、こだますいか、すいかなどが増加したため、3%の増加となった。

前年同期比では、あまなつかん、不知火などが増加したが、清見、すいか、キウイなどが減少したため、10%の減少となった。

市況は前週比では保合、前年同期比では強保合となった。

品目別の動き

あまなつかん 熊本県を中心に鹿児島県等から入荷したが、前週比5%の減少となった。熊本県産の価格は保合となった。

はっさく 和歌山県産の「木成り」を中心に入荷したが、前週比13%の減少となった。和歌山県産の価格は弱保合となった。

不知火 熊本県、長崎県県等から入荷し、前週比3%の増加となった。熊本県産の価格は強保合となった。

清見 愛媛県を中心に佐賀県等から入荷したが、前週比32%の大幅な減少となった。愛媛県産の価格は保合となった。

りんご 青森県産の貯蔵物「サンふじ」を中心に入荷したが、前週比2%の減少となった。前年に比べ貯蔵りんごの入荷量が少ないため高単価帯で推移しており、価格は青森県産「ふじ」は強保合、「王林」は弱含みとなった。

いちご 栃木県を中心に福岡県等から入荷し、前週比2%の増加となった。価格は栃木県産「とちおとめ」、福岡県産「あまおう」、静岡県産「紅ほっぺ」、佐賀県産いちごさん」は保合となった。

アールスメロン 静岡県を中心に熊本県等から入荷し、前週比12%の増加となった。静岡県産の価格は弱保合となった。

アンデスメロン 熊本県を中心に入荷した。抑制物から露地物に切替わり、前週比174%の大幅な増加となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

こだますいか 茨城県を中心に群馬県等から入荷し、前週比56%の大幅な増加となった。気温が高い日もあり荷動きはまずまずで、茨城県産の価格は保合となった。

主な農産物(果実)の市況(2022年4月第2週)

品目1日平均入荷量(t)前週比(%)前年同期比(%)取引品種産地単位(kg)価格
あまなつかん7195127せり熊本10-
相対熊本102,268
はっさく298796せり和歌山10-
相対和歌山102,304
河内晩柑4411295せり愛媛7-
相対愛媛7-
不知火94103123せり熊本53,996
相対熊本53,024
清見386854せり愛媛10-
相対愛媛103,492
りんご2259882せりふじ青森104,212
王林青森104,455
相対ふじ青森104,169
王林青森104,082
いちご22010298せりとちおとめ栃木0.26290
あまおう福岡0.27346
いちごさん佐賀0.24-
紅ほっぺ静岡0.26-
相対とちおとめ栃木0.26277
あまおう福岡0.27335
いちごさん佐賀0.24356
紅ほっぺ静岡0.26294
アールスメロン10112100せり静岡11,814
相対静岡11,642
アンデスメロン827481せり熊本5-
相対熊本54,104
すいか6213263せり熊本15-
相対熊本154,860
こだますいか2015681せり茨城8-
相対茨城84,140
キウイ1010070せり愛媛3.6-
相対愛媛3.6-
入荷量は東京都中央卸売市場全体、相場は大田市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場大田市場業務課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/