ごぼう、しゅんぎくなど増加

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年11月第3週（11月13日〜11月19日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

1日平均入荷量は総量5,752t（前週比99％、前年同期比103％）。

前週比ではごぼう、ミニトマト、しゅんぎく等が増加したが、かぼちゃ、さといも、こまつな等が減少したため、1％の微減となった。

前年同期比では、かぼちゃ、ごぼう、じゃがいも等が減少したが、たまねぎ、ほうれんそう、だいこん等が増加したため、3％の増加となった。

市況は前週比で弱含み、前年同期比で弱保合となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に青森県から入荷したが、前週比3％の減少となった。気温が高く需要は落ち着き、千葉県産の価格は保合となった。

にんじん　千葉県を中心に北海道から入荷し、埼玉県、千葉県産が日々増量しており、前週比1％の微増となった。千葉県産の価格は弱含みとなった。

キャベツ　千葉県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比4％の減少となった。千葉県産の価格は弱含みとなった。

レタス　茨城県を中心に兵庫県等から入荷したが、茨城県産はピークが過ぎ減少傾向で、前週比1％の微減となった。茨城県産の価格は強含みとなった。

はくさい　茨城県を中心に長野県等から入荷したが、前週比1％の微減となった。気温が高いため荷動きが鈍く、茨城県産の価格は弱含みとなった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比4％の減少となった。群馬県産の価格は保合となった。

ねぎ　秋田県、茨城県等から入荷し、東北産が天候よく増量し、前週比3％の増加となった。秋田県産の価格は保合となった。

きゅうり　埼玉県を中心に群馬県等から入荷したが、前週比2％の減少となった。荷動きが鈍く、埼玉県産の価格は弱保合となった。

なす　高知県を中心に栃木県等から入荷し、気温が高く高知県、福岡県産で増量し、前週比5％の増加となった。高知県産の価格は保合となった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から入荷し、熊本県産が増量して、前週比4％の増加となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に宮崎県等から入荷したが、前週比2％の減少となった。茨城県産の価格は弱保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2020年11月第3週）