いちご、りんご、キウイなど増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年1月第1週（1月3日〜1月9日）の概況より。

日ごとの動き

　開市日数は、今週3日、前週6日、前年4日。

　1日平均入荷量は総量1,537t（前週比62％、前年同期比90％）。

　前週比ではいちご、りんご、キウイなどが増加したが、みかん、不知火、アールスメロンなどが減少ししたため、38％の減少となった。

　前年同期比ではキウイ、きんかんなどが増加したが、はっさく、いよかん、いちごなどが増加したため、10％の減少となった。

　市況は前週比で弱保合、前年同期比で区々となった。

品目別の動き

みかん　静岡県を中心に愛媛県等から入荷したが、前週比61％の大幅な減少となった。愛媛県産普通の価格は強保合となった。

ポンカン　愛媛県を中心に熊本県等から入荷したが、前年同期比7％の減少となった。愛媛県産の価格は前年同期比で弱保合となった。

いよかん　愛媛県を中心に佐賀県等から入荷したが、前年同期比32％の大幅な減少となった。愛媛県産の価格は強含みとなった。

不知火　熊本県を中心に佐賀県等から入荷したが、前週比50％の大幅な減少となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

りんご　青森県を中心に岩手県等から入荷し、前週比12％の増加となった。価格はともに青森県産で「ふじ」は保合、「王林」は弱含みとなった。

いちご　栃木県を中心に福岡県等から入荷し、前週比86％の大幅な増加となった。栃木県産「とちおとめ」、佐賀県産「さがほのか」の価格はともに弱保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に熊本県等から入荷したが、前年同期比14％の減少となった。静岡県産の価格は前年同期比で強保合となった。

主な農産物（果実）の市況（2020年1月第1週）