メバチ、ハマチ、スルメイカ増

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2019年5月第4週(5月17日〜5月23日)の概況より。

日ごとの動き

 1日平均取扱数量は総量1,283t(前週比100%、前年同期比101%)。このうち鮮魚類は615t(前週比95%、前年同期比95%)、冷凍魚類は260t(前週比120%、前年同期比125%)、塩干加工品は408t(前週比97%、前年同期比97%)。

5月17日(金) 週末の取引、買い気は弱い。スルメやカツオ、ブリが値を上げ、サバは堅調など、相場全体では強保合

5月18日(土) 休市前で買い気は上向き。スルメが続伸したものの、サバが値を下げ、カツオは弱保合など、相場全体では弱保合

5月20日(月) 週明けで買い気はまずまず。カツオやイワシが値を上げ、サバは高安区々など、相場全体では強保合

5月21日(火) 休市前、入荷減り買い気は弱い。アジやイワシが値を上げる一方、カツオやサバは値を下げるなど、相場全体では高安区々

5月23日(木) 休市明け、買い気は順調。カツオやスルメが値を上げ、アジ 堅調など、相場全体ではしっかり

品目別の動き

アジ 中型が長崎、中小型が石川や鹿児島主体に入荷。数量は前週に比べ8%減少し、価格は中型が4割高、中小型が約2割高。

サバ 千葉主体に入荷。数量は前週に比べ2%増加し、価格は0.5割高。

イワシ 千葉や石川主体に入荷。数量は前週に比べ9%減少し、価格は約3割高。

スルメイカ 石川主体に入荷。数量は前週に比べ40%増加し、価格は約0.5割安。

カツオ 千葉主体に入荷。数量は前週に比べ6%減少し、価格は約1割強高。

主な水産物の市況(2019年5月第4週).csv

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄卸売価格(㎏/円)
マグロ328182各地4,779
海外2,908
メバチ56.6130109各地※冷凍1,115
アジ68.992101長崎497
石川ほか中小432
サバ31.210298千葉268
イワシ19.99152千葉ほか432
スルメイカ9.8140166石川925
冷スルメイカ3.35875各地-
サンマ4.8104141各地解凍-
カレイ18.888140北海道378
宮城ほかマコ378
北海道アカ424
北海道アサバ454
ハマチ15.8125122愛媛ほか野〆972
塩サケ17.68980北海道トキ2,484
北海道アキ972
タラ類8.9111120岩手ほか-
宮城ぶわ-
カツオ44.994112千葉605
キンメダイ7.76963東京ほか1,728
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/