葉物野菜?米国6州のO157

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.24(2020.11.25)を発表した。

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【米国】米国6州にわたり発生している大腸菌O157:H7感染アウトブレイク

 米国疾病予防管理センター(US CDC: Centers for Disease Control and Prevention)、複数州の公衆衛生・食品規制当局および米国食品医薬品局(US FDA)は、複数州にわたり発生している数件の大腸菌O157:H7感染アウトブレイクを調査している。

 2020年11月9日時点で、大腸菌O157:H7アウトブレイク株感染患者が6州から計12人報告されている。患者の発症日は2020年9月2日〜10月14日。情報が得られた患者11人のうち5人が入院した。死亡者は報告されていない。

 2020年11月6日、Tanimura & Antle社は、ミシガン州農業・農村開発局(MDARD)が包装済みロメインレタスの検体から大腸菌O157:H7を検出したことを受け、個別包装済みのロメインレタスの回収を開始した。

 聞き取りが行われた患者11人全員が、ロメインレタス(5人)、ホウレンソウ(5)、アイスバーグレタス(3)、レッドリーフレタス(3)など、様々な種類の葉物野菜の喫食を報告した。

 Antle社のロメインレタスの喫食が患者の疾患の原因になったかどうかは特定できていない。大腸菌O157:H7アウトブレイク株に汚染された可能性がある製品が他にもあるかどうかについて特定するため調査は継続している。

(注目記事のまとめ:FoodWatchJapan編集部)

食品安全情報へのリンク

食品安全情報
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
食品安全情報(微生物)No.24(2020.11.25)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2020/foodinfo202024m.pdf

今号の目次

【米国疾病予防管理センター(US CDC)】
1. 米国の6州にわたり発生している大腸菌O157:H7感染アウトブレイク(初発情報)
2. ペットのハリネズミに関連して発生しているサルモネラ(Salmonella Typhimurium)
感染アウトブレイク(2020年11月12日付更新情報)
3. 小規模飼育の家禽類との接触に関連して発生しているサルモネラ(Salmonella Hadar、
S. Agona、S. Anatum、S. Enteritidis、S. Infantis、S. Mbandaka、S. I4,[5],12:i:-、
S. Braenderup、S. Muenchen、S. Thompson、S. Typhimurium、S. Newport)感染
アウトブレイク(2020年11月18日付更新情報)

【欧州委員会健康・食品安全総局(EC DG-SANTE)】
1. 食品および飼料に関する早期警告システム(RASFF:Rapid Alert System for Food and
Feed)

【欧州疾病予防管理センター(ECDC)、欧州食品安全機関(EFSA)】
1. ECDC-EFSA 合同迅速アウトブレイク評価:ブラジルナッツに関連して複数国にわた
り発生しているサルモネラ(Salmonella Typhimurium およびS. Anatum)感染アウ
トブレイク

【ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)】
1. 現在の知見では豚肉を介した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染の可能性は考え
にくい
2. 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は食品や物を介して伝播し得るか? 
【Q&A】(2020
年10月20日付更新情報)