欧州食品安全機関がウシの腸と腸間膜のBSEリスクに関する定量的評価へ

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.07(2014.04.02)を発表した。

注目記事

【EFSA】ウシの腸と腸間膜のBSEリスクに関する科学的意見

 欧州食品安全機関(EFSA)の生物学的ハザードに関する科学パネル(BIOHAZパネル)は、欧州連合(EU)域内で出生・成長したウシの腸(新鮮またはケーシング加工済み)および腸間膜(腸間膜脂肪を含む)の喫食が再び許可された場合を想定し、1年間に食品・飼料チェーンに流入する可能性のある牛海綿状脳症(BSE)感染量の定量的評価を行うよう要請された。

【FSAI】フルーツジュース類とその関連製品のラベル表示

 アイルランド食品安全局(FSAI)は、フルーツジュース類とその関連製品のラベル表示に関する文書「Labelling of Fruit Juices and Related Products」を発表した。この文書は、食品のラベル表示についての一般的な要件を考慮したものである。

 フルーツジュースおよびその類似製品に関するEC規則2001/112/ECは、これらの製品の製造、成分組成およびラベル表示に関する規則を定めている。

 修正規則では承認原材料に関して新しい規則が導入され、フルーツジュース、濃縮還元フルーツジュース、濃縮フルーツジュース、水出し(water extracted)フルーツジュース、および乾燥粉末フルーツジュースへの砂糖の添加は新規則では承認されていない。このため、「糖類無添加」の栄養成分表示はこれらの製品ではもはや認められていない。

 この修正規則ではトマトがフルーツとして定義し直されたため、トマトジュースおよびその関連製品はEC規則2001/112/ECの対象となった。ネクターの成分組成に関する要件も見直され、2013年10月28日からネクターは糖類・蜂蜜類の添加/無添加が問われなくなった。さらに修正規則は、ジュースの新しいカテゴリーとして水出しフルーツジュースを追加している。

(注目記事のまとめ:FoodWatchJapan編集部)

食品安全情報へのリンク

食品安全情報
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html

食品安全情報(微生物)No.07(2014.04.02)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2014/foodinfo201407m.pdf

今号の目次

【汎アメリカ保健機構(PAHO)】
1. コレラの流行に関する更新情報(2014年2月18日付)
2. ハイチおよびドミニカ共和国のコレラの撲滅には引き続き水道および衛生設備の改善が重要

【米国疾病予防管理センター(US CDC)】
1. サルモネラのサーベイランスデータ(1968~2011年)がWebから入手可能に

【欧州食品安全機関(EFSA)】
1. ウシの腸と腸間膜のBSEリスクに関する科学的意見
2. 全ゲノムシークエンシングの食品安全への利用に関する討論会の開催(2014年6月16~17日、イタリアParma)

【欧州委員会健康・消費者保護総局(EC DG-SANCO)】
1. 食品および飼料に関する早期警告システム(RASFF:Rapid Alert System for Food and Feed)

【英国食品基準庁(UK FSA)】
1. 豚肉検査の新規則に関する一般意見募集

【アイルランド食品安全局(FSAI)】
1. フルーツジュース類とその関連製品のラベル表示

【デンマーク国立血清学研究所(SSI)】
1. デンマークにおける下痢原性大腸菌(2000~2012年)

【ProMed mail】
1. コレラ、下痢、赤痢最新情報
食品安全情報(微生物)No.7 / 2014(2014.04.02)