「ホウレン草」は「フローレンス」からかな?

先日、ホウレン草を使う「常夜鍋」の話を書いたけれど、カキ料理にもホウレン草は合う。グラタンでも、スープっぽく仕上げたものでも。

カキ。
カキ。

 カキにホウレン草を合わせた料理、たいてい「フローレンス風」と言う。なんでも、「フローレンス」(フィレンツェ)がホウレン草の産地だったからとか。

 で、ひょっとしてこうかなと思いながら、ついぞ確認できていない思い付きの話。「ホウレン草」という名前は「フローレンス」からの転では。

「ホウレン草」は「菠薐草」と書いて、「菠薐」とはペルシャのこととも言うらしいけれど、「フローレンス」と言うのを「ホウレンソウ」と聞いてしまったと考えるほうが、しっくりくるように思うんだけどなあ。

※このコラムは個人ブログで公開していたものです。

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Food Watch Japan編集長 さいとう・さとし 1988年中央大学卒業。柴田書店「月刊食堂」編集者、日経BP社「日経レストラン」記者、農業技術通信社取締役「農業経営者」副編集長兼出版部長等を経て独立。2010年10月株式会社香雪社を設立。公益財団法人流通経済研究所特任研究員。戸板女子短期大学食物栄養科非常勤講師。亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科非常勤講師。日本フードサービス学会、日本マーケティング学会会員。著書に「有機野菜はウソをつく」(SBクリエイティブ)、「食品業界のしくみ」「外食業界のしくみ」(ともにナツメ社)、「農業成功マニュアル―『農家になる!』夢を現実に」(翔泳社)、共著・監修に「創発する営業」(上原征彦編著ほか、丸善出版)、「創発するマーケティング」(井関利明・上原征彦著ほか、日経BPコンサルティング)、「農業をはじめたい人の本―作物別にわかる就農完全ガイド」(監修、成美堂出版)など。※amazon著者ページ →