ねぎ道産・東北産終盤で4％減

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年11月第4週（11月25日〜12月1日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,605t（前週比102％、前年同期比99％）。

日ごとの動き

前週比ではごぼう、たまねぎ、さといも等が減少したが、ブロッコリー、さつまいも、なましいたけ等が増加したため、2％の増加となった。

前年同期比ではブロッコリー、れんこん、ほうれんそうが増加したが、ごぼう、さといも、ミニトマト等が減少したため、1％の微減となった。

市況は前週比で保合、前年同期比で強保合となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に神奈川県等から入荷したが、前週比6％の減少となった。数量は十分にあり荷動きは鈍く、千葉県産の価格は弱保合となった。

にんじん　千葉県を中心に入荷し、千葉県産、埼玉県産が順調な生育となり太物傾向で、前週比8％の増加となった。数量は十分で荷動きは鈍く、千葉県産の価格は弱保合となった。

キャベツ　千葉県を中心に愛知県等から入荷し、前週比4％の増加となった。降雨により入荷が少ない日があるも、荷動きは鈍く、千葉県産の価格は弱保合となった。

レタス　茨城県を中心に静岡県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。茨城県産の価格は弱保合となった。

はくさい　茨城県を中心に入荷し、前週比6％の増加となった。降雨により入荷が少ない日があるも、荷動きは鈍く、茨城県産の価格は保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比8％の減少となった。価格がこなれて需要が出てきており、群馬県産の価格は強保合となった。

ねぎ　秋田県、茨城県等から入荷したが、北海道産、東北産が終盤となり、前週比4％の減少となった。秋田県産の価格は保合となった。

きゅうり　埼玉県、宮崎県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。埼玉県産の価格は強含みとなった。

なす　高知県を中心に熊本県等から入荷したが、前週比5％の減少となった。高知県産の価格は強含みとなった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から入荷したが、前週比4％の減少となった。荷動きは鈍く、熊本県産の価格は弱含みとなった。

ピーマン　茨城県を中心に宮崎県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。荷動きは鈍く、茨城県産の価格は弱含みとなった。

じゃがいも　北海道を中心に入荷し、前週比6％の増加となった。北海道産の価格は保合となった。

たまねぎ　北海道を中心に入荷したが、前週比10％の減少となった。荷動きは鈍く、北海道産の価格は弱含みとなった。

主な農産物（野菜）の市況（2022年11月第4週）