サンマ北海道主体で1.4倍増

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2019年8月第4週(8月23日〜8月29日)の概況より。

日ごとの動き

 1日平均取扱数量は総量1,184t(前週比96%、前年同期比106%)。このうち鮮魚類は632t(前週比108%、前年同期比108%)、冷凍魚類は199t(前週比87%、前年同期比110%)、塩干加工品は353t(前週比86%、前年同期比103%)。

8月23日(金) 週末の取引、買い気は低調。カツオやブリが値を上げる一方、イワシやスルメは値を下げるなど、相場全体では高安区々

8月24日(土) 休市前の取引、買い気はまずまず。アジやイワシ、カツオ、ブリ、メジが値を下げ、サバは小動きなど、相場全体では軟調

8月26日(月) 週明けの取引、買い気は低調。イワシやカツオが値を上げる一方、サバやスルメが値を下げるなど、相場全体では高安区々

8月27日(火) 休市前の取引、買い気は引き続き低調。アジやカツオ、スルメ、サンマ、メジが値を下げるなど、相場全体では下落

8月29日(木) 休市明けの取引、買い気は引き続き低調。カツオが値を上げる一方、イワシやサンマが値を下げるなど、相場全体では高安区々

品目別の動き

アジ 中型が長崎、中小型が長崎主体に入荷。数量は前週に比べ約1.7倍に増加し、価格は中型が5割強安、中小型は1.5割弱安。

サバ 長崎や佐賀主体に入荷。数量は前週に比べ約1.8倍に増加し、価格は4割安。

イワシ 北海道主体に入荷。数量は前週に比べ21%減少し、価格は約1.5割安。

スルメイカ 青森主体に入荷。数量は前週に比べ約1.6倍に増加し、価格は約1割安。

カツオ 宮城主体に入荷。数量は前週に比べ9%増加し、価格は約4割安。サンマは北海道主体に入荷。数量は前週に比べ約1.4倍に増加。

主な水産物の市況(2019年8月第4週)

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄卸売価格(㎏/円)
マグロ30.28497各地6,067
海外4,091
メバチ53.9114126各地※冷凍1,034
アジ52.5172151長崎518
長崎中小626
サバ32.2182148長崎ほか294
イワシ26.179132北海道395
スルメイカ21.4155100青森676
冷スルメイカ2.63684各地-
サンマ25.914128北海道1,901
各地解凍-
カレイ4.4119100北海道648
青森ほかマコ972
北海道アカ950
北海道アサバ562
ハマチ12.361112愛媛ほか野〆1,026
塩サケ14.910986北海道トキ2,484
北海道アキ972
タラ類5.2116113青森ほか-
宮城ぶわ-
カツオ53.7109148宮城443
キンメダイ7.6173245東京ほか2,398
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/