スルメイカが石川主体に増加

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2019年6月第4週(6月21日〜6月27日)の概況より。

日ごとの動き

 26日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ10%の増加。

 1日平均取扱数量は総量1,308t(前週比104%、前年同期比105%)。このうち鮮魚類は659t(前週比110%、前年同期比101%)、冷凍魚類は215t(前週比84%、前年同期比102%)、塩干加工品は434t(前週比107%、前年同期比114%)。

6月21日(金) 週末の取引、買い気は低調。アジやスルメ、ブリが値を下げるなど、相場全体では小幅続落

6月22日(土) 休市前の取引、引き続き買い気は低調。サバやイワシ、カツオが値を上げるなど、相場全体では反発

6月24日(月) 週明けの取引、雨天の影響か買い気は低調。アジやサバ、イワシ、カツオが値を下げるなど、相場全体では反落

6月25日(火) 休市前の取引、引き続き買い気は低調。アジやサバ、スルメが値を上げるなど、相場全体では小反発

6月27日(木) 休市明けの取引、入荷が多く荷動きは停滞。アジやイワシ、スルメ、ブリが値を下げるなど、相場全体では小反落

品目別の動き

アジ 中型が長崎、中小型が石川主体に入荷。数量は前週とほぼ変わらず、価格は中型が約0.5割安、中小型は約1.5割安。

サバ 千葉主体に入荷。数量は前週に比べ11%増加し、価格はほぼ変わらず。

イワシ 千葉や北海道主体に入荷。数量は前週に比べ37%増加し、価格は変わらず。

スルメイカ 石川主体に入荷。数量は前週に比べ約2.3倍に増加し、価格は約2.5割安。

カツオ 千葉主体に入荷。数量は前週とほぼ変わらず、価格は1.5割安。生サンマは入荷なし。

主な水産物の市況(2019年6月第4週)

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄卸売価格(㎏/円)
マグロ44.98584各地2,737
海外3,459
メバチ51109101各地※冷凍1,059
アジ4910077長崎572
石川中小454
サバ27.311176千葉337
イワシ55.5137109千葉ほか248
スルメイカ30.2232158石川596
冷スルメイカ2.98591各地-
サンマ5.5100153北海道ほか-
各地解凍-
カレイ14.610590北海道508
青森ほかマコ756
北海道アカ540
北海道アサバ-
ハマチ12.4101123愛媛ほか野〆1,026
塩サケ15.691101北海道トキ2,484
北海道アキ972
タラ類6.796103青森ほか-
宮城ぶわ-
カツオ34.599105千葉626
キンメダイ9.2148135東京ほか2,025
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/