農場格納庫の筆者(右)
北の空から見えるのは

電力がない(2)

農業でも、工場などのように3相200Vを利用している場合が多い。送電効率がよく、電気をたくさん使う場合は有利だ。しかし、これをさらに活用する裏ワザがあって、電力会社の反応もビミョー。ところで、日本の電力事情が悪いのはなぜか、そのそもそもを考えた。
北海道の農場
北の空から見えるのは

電力がない(1)

今年の夏も電力不足の心配があるようだ。農業の現場でも電力はたくさん使うから、対策は検討しておかなければいけない。そこで改めて電力について考えてみると、おかしなことがこれまたいろいろ。
5月の北海道長沼町付近上空
北の空から見えるのは

我々農家のあり方が問われている

TPP参加となっても、日米それぞれでの売り渡し価格がさほど変わらない小麦・大豆生産ではあまり状況は変わらないだろう。とは言えその背景には交付金収入がある。それを他の品目にも拡大していくのは、国の予算上難しい。求められるのは、我々農業という産業の形の変化に違いない。
来日したアメリカ穀物協会会長(当時)と
北の空から見えるのは

一農家としてTPP参加に賛成する(1)

農村で「TPP参加に賛成」と言っても、書いても、その意見はなかったことにされてしまうと嘆く宮井氏。なぜTPPに賛成なのかの前に、今回の騒動から思い出したウルグアイラウンドのころのエピソードから披露してもらった。
北海道の農場
北の空から見えるのは

“あたたかな”北海道で明日を見ませんか

「福島」「香川」「熊本」「三重」「鳥取」「加賀」「伊達」「白石」「北広島」「新十津川」「世田谷」……日本地図を広げて当てずっぽうに地名を挙げたのではない。これらはどれも北海道にある地名だ。それぞれ、入植した人たちが新天地にふるさとの名前を付けた、歴史ある地名である。