再考・ワイン物流改善 気がかりな味。産地の現場で理解したこと 2011年6月27日 大久保順朗 ワインのリーファー輸送を業界に提案した大久保順朗氏が、リーファー輸送が必要と考えるに至ったワイン物流の問題の本質を語る。今回は、あるドイツワインの「気がかりな味」の原因を産地で見つけた話と、ドイツで理解した地下貯蔵の狙いの話をお送りする。
新読み書きバイオ 2年目実施へ。宮崎大学の遺伝子組換えワタ試験栽培 2011年6月21日 佐々義子 宮崎大学国際連携センターは2011年度遺伝子組換えワタ隔離圃場試験の結果報告を行い、来年度引き続き行う試験栽培計画の説明を行った。この間、遺伝子組換え作物の栽培に反対する組織が、大学と県に対して試験栽培中止などを求めて署名活動を展開した。しかし宮崎県は、宮崎大学に対して試験栽培中止を申し入れないことと、遺伝子組換え作物栽培の規制条例を策定する計画がないことを回答した。
再考・ワイン物流改善 結晶物は“かつて良質だった”証拠 2011年6月20日 大久保順朗 ワインのリーファー輸送を業界に提案した大久保順朗氏が、リーファー輸送が必要と考えるに至ったワイン物流の問題の本質を語る。今回は、「ワインのダイヤモンド」が意味するものの話と、ワインの品質を保つための温度の話をお送りする。
食品安全情報(化学物質) 食品安全情報(化学物質)No.12(2011.06.15) 2011年6月17日 登田美桜 国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.12(2011.06.15)の注目キーワードは、台湾産製品の「起雲劑」騒動続く、水産関係者必見のHACCPガイド、オースト […]
土を知る、土を使う 作物の栄養と土の成分の関係は 2011年6月15日 関祐二 ヒトの栄養を考える手がかりとして、学校では「6つの食品群」というものを教わったと思います。それと似たように、植物については「植物の3大栄養素」というものを習うものです。窒素、リン酸、カリ(カリウム)の3つです。ところが、私のこれまでの連載では、窒素、リン酸、カリがさっぱり出てきません。そのかわり、石灰、苦土、カリ、つまりカルシウム、マグネシウム、カリウムという成分の話を繰り返しています。きっと「一 […]
再考・ワイン物流改善 「地下貯蔵」が広げたネットワーク 2011年6月13日 大久保順朗 ワインのリーファー輸送を業界に提案した大久保順朗氏が、リーファー輸送が必要と考えるに至ったワイン物流の問題の本質を語る。今回は、広がり始めた出会い、輸入業者のネットワークの中で、良質なフランスワインも現れた話をお送りする。
製造・物流 「FOOMA JAPAN 2011」省エネと復興支援に重点。約7万人来場 2011年6月10日 FWJニュースデスク FOOMA JAPAN 2011(日本食品機械工業会)が6月7日~10日の会期で開催された。
土を知る、土を使う 石灰過多の圃場では何が起こるのか 2011年6月8日 関祐二 先ごろ東京都内で農業をしている人たち向けのセミナーをさせていただきました。「東京の農業」と言ってもピンと来ないかもしれませんが、都内の野菜生産量は9万tほどあり、都民の消費量の5%程度をまかなっているというのですから、無視できない存在です。そして、実際の圃場を訪ねて土壌調査をしてみるとわかるのですが、実は都市の農地の土壌健全性はたいへんよいものです。逆に、有名な野菜産地は、意外と歪みがあるものです […]
再考・ワイン物流改善 船内指定積み付け 2011年6月6日 大久保順朗 ワインのリーファー輸送を業界に提案した大久保順朗氏が、リーファー輸送が必要と考えるに至ったワイン物流の問題の本質を語る。今回は、船内指定積み付けで高品質なワイン輸入を実現していた2社との出会いの話をお送りする。
食品安全情報(化学物質) 食品安全情報(化学物質)No.11(2011.06.01) 2011年6月3日 登田美桜 国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.11(2011.06.01)の注目キーワードは、フタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)、内分泌攪乱物質の規制上の定義、オート […]
土を知る、土を使う 産地の土が歪んだ理由 2011年6月1日 関祐二 前回は塩基飽和度というものについて説明をしました。土のコロイドを円卓の周りに椅子が並んでいるところに見立て、仮に椅子が全部で10脚の場合、そこにカルシウムが5個、マグネシウムが2個、カリが1個座っているとすると、それぞれカルシウム飽和度50%、マグネシウム飽和度20%、カリ飽和度10%ということになるということでした。この3種類を「交換性塩基」と言い、この3つのパーセントを足したものを「塩基飽和度 […]