プレミアムFD効果は限定的

日本フードサービス協会(JF)は2017年2月外食産業市場動向調査を発表した。

全体の合計は、客単価が前年並みに推移したが、客数はやや増。売上高もやや増。店舗数は前年並みとなった。

洋風ファストフードは客単価がやや上昇しながら客数も伸びて好調。

閏年の前年2月より日数が1日少ないため、全体に客数未達が目立つが、ファミリーレストランは焼き肉を除いて各業態とも売上高も前年未達となった。

パブ・ビアホールは客数6.6%増、売上高5.5%。また、その他カテゴリー(総合飲食、宅配ピザ、給食等を含む)は客単価が10.4%低下し、客数を14.4%増とした。これらには、初めてのプレミアムフライデーへの対策と影響が表れている可能性がある。

JFでは、「2月は、うるう年であった前年に比べ営業日数が1日少なく、また祝日が土曜日と重なるなどの影響があったにもかかわらず、FFの堅調などもあり全体売上は101.8%と6カ月連続して前年を上回った。また、初めて実施された『プレミアムフライデー』については、都心部の居酒屋など一部で集客にプラスとなるところもあったが、効果はまだ限定的と言える」としている。

事業所数(n=196)、店舗数(n=33,799)
全体 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 101.8% 100.7% 101.1% 100.7%

ファストフード

ファストフードの合計は、客単価がやや上昇したが、客数はやや増。売上高も4.6%増。店舗数は前年並みとなった。

洋風は、客単価がやや上昇したが、客数は4.7%増。売上高も7.2%増と非常に好調。店舗数は減少傾向ながら前年並みとなった。

和風は、客単価がやや上昇して、客数は減少傾向ながら前年並み。売上高はやや増。店舗数はやや増加した。

麺類は、客単価が前年並みに推移したが、客数はやや増。売上高も3.3%増。店舗数は4.6%増となった。

持ち帰り米飯/回転寿司は、客単価が3.4%上昇して、客数は減少傾向ながら前年並み。売上高はやや増。店舗数はやや減少した。

その他は、客単価がやや上昇して、客数は減少傾向ながら前年並み。売上高はやや増。店舗数は前年並みとなった。

事業所数(n=54)、店舗数(n=17,510)
ファストフード 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 104.6% 100.8% 102.4% 102.2%
洋風 107.2% 99.3% 104.7% 102.5%
和風 101.4% 102.0% 99.3% 102.1%
麺類 103.3% 104.6% 102.9% 100.4%
持ち帰り米飯/回転寿司 102.5% 98.6% 99.1% 103.4%
その他 102.0% 100.7% 99.5% 102.6%

ファミリーレストラン

ファミリーレストランの合計は、客単価が前年並みに推移して、客数はやや減。売上高もやや減。店舗数は前年並みとなった。

洋風は、客単価が前年並みに推移して、客数はやや減。売上高もやや減。店舗数は減少傾向ながら前年並みとなった。

和風は、客単価がやや上昇して、客数は4.4%減。売上高も3.0%減。店舗数は減少傾向ながら前年並みとなった。

中華は、客単価が前年並みに推移して、客数はやや減。売上高もやや減。店舗数は前年並みとなった。

焼き肉は、客単価がやや下降して、客数は4.4%増。売上高も3.3%増。店舗数はやや増加した。

事業所数(n=51)、店舗数(n=9,689)
ファミリーレストラン 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 98.6% 100.2% 97.7% 100.9%
洋風 98.3% 99.7% 98.0% 100.2%
和風 97.0% 99.6% 95.6% 101.5%
中華 98.2% 100.7% 97.3% 100.8%
焼き肉 103.3% 102.8% 104.4% 99.0%

パブ・居酒屋

パブ・ビアホールは、客単価がやや下降して、客数は6.6%増と好調。売上高も5.5%増と非常に好調。店舗数は4.0%増となった。

居酒屋は、客単価が下降傾向ながら前年並みに推移したが、客数は4.1%減。売上高も4.7%減。居酒屋の売上高は、2012年4月以来59カ月連続前年割れとなった。店舗数は4.8%減少した。

事業所数(n=34)、店舗数(n=2,256)
パブ・居酒屋 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 97.2% 96.4% 98.5% 98.7%
パブ・ビアホール 105.5% 104.0% 106.6% 98.9%
居酒屋 95.3% 95.2% 95.9% 99.3%

ディナーレストラン

ディナーレストランの合計は、客単価が前年並みに推移したが、客数はやや増。売上高もやや増。店舗数は3.7%増となった。

事業所数(n=27)、店舗数(n=1,022)
ディナーレストラン 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 102.9% 103.7% 102.4% 100.5%

喫茶

喫茶の合計は、客単価がやや上昇して、客数は減少傾向ながら前年並み。売上高は前年並み。店舗数は前年並みとなった。

事業所数(n=13)、店舗数(n=2,137)
喫茶 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 100.6% 100.6% 99.1% 101.6%

その他

事業所数(n=17)、店舗数(n=1,185)
その他 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 102.5% 109.5% 114.4% 89.6%

●日本フードサービス協会
http://www.jfnet.or.jp/data/data_c.html

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