12月の外食市場全体は前年並み。居酒屋は忘年会シーズンの未達

日本フードサービス協会(JF)は2012年12月外食産業市場動向調査を発表した。

外食市場全体は、前年同月より客単価がやや下がり売上高は前年同月未達となったが、ほぼ前年並みに推移した。

とくに厳しかったのは居酒屋で、忘年会シーズンに客数、売上高ともに5%以上の未達という結果になった。

JFでは「12月は周期的に低気圧が通過し、各地に強い寒気をもたらしたほか、冬のボーナスの減少や、業態によっては中旬の総選挙等の影響もあり、従来は伸びていた年末の外食消費が足踏み状態となった」としている。

事業所数(n=216)、店舗数(n=31,512)
全体 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 99.0% 101.8% 100.7% 98.3%

ファストフード

ファストフード全体では客単価が3.7%低下、客数は前年並みで売上高は2.9%の未達となった。

洋風は客単価が6.2%低下、客数は前年並みで売上高は5.7%減となった。麺類は客単価が3.2%低下したが客数は9.3%増で売上高は5.8%増となった。

事業所数(n=58)、店舗数(n=16,925)
ファストフード 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 97.1% 102.6% 100.9% 96.3%
洋風 94.3% 100.1% 100.6% 93.8%
和風 99.0% 104.3% 97.6% 101.4%
麺類 105.8% 110.3% 109.3% 96.8%
持ち帰り米飯/回転寿司 97.9% 99.2% 96.1% 101.9%
その他 103.5% 103.2% 102.6% 100.9%

ファミリーレストラン

ファミリーレストランは全体にほぼ前年並みに推移した。

焼肉は客単価が3.1%上昇し、客数は6.7%増で、売上高は10.0%増と好調な結果を出した。

事業所数(n=55)、店舗数(n=9,563)
ファミリーレストラン 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 102.9% 101.0% 101.3% 101.6%
洋風 100.9% 100.2% 100.3% 100.5%
和風 103.7% 101.6% 102.9% 100.8%
中華 104.6% 106.3% 102.2% 102.4%
焼き肉 110.0% 98.1% 106.7% 103.1%

パブ・居酒屋

パブ・ビアホールは客単価が3.0%低下したが、ほぼ前年並みに推移した。

居酒屋は客数が6.3%低下し、売上高は5.9%低下した。

事業所数(n=34)、店舗数(n=2,172)
パブ・居酒屋 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 94.9% 100.1% 95.2% 99.7%
パブ・ビアホール 100.4% 102.5% 103.6% 97.0%
居酒屋 94.1% 99.7% 93.6% 100.4%

ディナーレストラン

ディナーレストランはほぼ前年並みに推移した。

事業所数(n=30)、店舗数(n=437)
ディナーレストラン 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 101.2% 99.5% 102.2% 99.0%

喫茶

喫茶は客数が1.6%低下したが、ほぼ前年並みに推移した。

事業所数(n=17)、店舗数(n=1,955)
喫茶 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 100.1% 101.0% 98.4% 101.7%

その他

事業所数(n=22)、店舗数(n=460)
その他 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 106.0% 102.7% 105.3% 100.7%

●日本フードサービス協会
http://www.jfnet.or.jp/