再考・ワイン物流改善[54]リムーザン・オーク樽を使うメゾン・ルモアズネ社
メゾン・ルモアズネ社は、ワインの熟成に一般的なセシル・オーク樽ではなくリムーザン・オーク樽を使う。私はそれによってどのような違いが出るのかを確認したかった。リーファー・コンテナで着荷したそれらは、はっきりとした違いを語った。
ワインのリーファー輸送を業界に提案した大久保順朗氏に、リーファー輸送が必要と考えるに至ったワイン物流の問題の本質を語ってもらい、今日なお多い改善すべき点を指摘してもらう。ワイン提供者、ワイン愛好家の方々も必読の、知られざるワインの世界にご期待いただきたい(毎週木曜連載)。

メゾン・ルモアズネ社は、ワインの熟成に一般的なセシル・オーク樽ではなくリムーザン・オーク樽を使う。私はそれによってどのような違いが出るのかを確認したかった。リーファー・コンテナで着荷したそれらは、はっきりとした違いを語った。

1949年生まれ。22歳で家業の菊屋大久保酒店(東京都小金井市)を継ぎ、ワインに特化した経営に舵を切る。「酒販ニュース」(醸造産業新聞社)に寄稿した「酒屋生かさぬように殺さぬように」で注目を浴びる。また、ワインの品質劣化の多くが物流段階で発生していることに気付き、その改善の第一歩として同紙上でワインのリーファー輸送の提案を行った。その後も、輸送、保管、テイスティングなどについても革新的な提案を続けている。