再考・ワイン物流改善

今日の技術を物流改善にも生かす気運を

2012年12月6日 大久保順朗

消費者へのアドバイスとお願い 前回はワインの小売に携わる方々への提案をしたが、ワイン物流改善の締めくくりとして、物流の最終ランナーである消費者の方々にも、以下少しばかりの配慮をお願いしたい。 (1)インター・ネットでワインを購入する場合は、アソート12本に注文をまとめ、堅牢な縦箱 […]

再考・ワイン物流改善

物流改善は需要サイドからの要望と力で

2012年11月29日 大久保順朗

進まなかった酒類の陸上輸送の改善 これまで指摘してきた撹拌ダメージはワイン業界内の改革であらかたの改善が可能であるのだが、温度ダメージと過剰酸素流入ダメージを回避するには、国内運輸業界が適切な輸送温度帯を新設することと、ワインに対する誤った“常識”を見直すなどの意識改革改善を待た […]

再考・ワイン物流改善

ワインを襲う3つのダメージを避ける入手方法

2012年11月22日 大久保順朗

「温度」「過剰酸素流入」「撹拌」という3つのダメージを考慮した場合、愛飲家なり小売店なりはワインはどのように取り扱うべきか。たとえ話で明らかにしておく。それにつけても問題は平箱の存在だが、これが必要な理由はないということも確認しておく。

再考・ワイン物流改善

ワインの撹拌ダメージを回避する自衛策

2012年11月15日 大久保順朗

ワインの国内陸送で撹拌ダメージはほとんど避けがたい。それでも、平箱から縦箱への詰め替えや積み込み時の工夫などでダメージを最小限にする工夫を取り入れることはできる。

再考・ワイン物流改善

「ワイン・ボトルは横に寝かせる」という“常識”を捨てよ

2012年11月8日 大久保順朗

ワインの日本における国内流通体制は満足できる段階に至っていない。まず、適正な温度管理が行われる場合は希である。また、筆者は縦箱正立輸送を推奨しているが、トラック輸送の現場で発揮される“親切心”が、縦箱の意味を台無しにしてしまっていることが多い。

再考・ワイン物流改善

ワインの静置貯蔵熟成が可能な倉庫を確保する方法

2012年11月1日 大久保順朗

ワインを少しでも良好な状態で保管管理するには、ワインに精通し、優れた管理技術と規範を持つ倉庫業者を探すことだ。しかし、ワイン業界と倉庫業界の両方の知識がなければ、そうした業者を見出し見きわめることは難しい。そこで欲しいのは、ワイン需用者の側から要求仕様を提示し、審査する組織だ。

再考・ワイン物流改善

災害対策と産業政策を両立する地下食料庫整備案(2)

2012年10月25日 大久保順朗

多摩丘陵を食料貯蔵・供給基地にという案は、ゲイマー・ワインのゲイマー農場に通う中で着想を得たものだ。長年温めていたというのは、突飛だと取り合ってもらえないと考えたからだ。しかし、3・11以降さらによくよく地図を見ながら考えるにつけ、先人は多摩丘陵の有用性を生かすべく考えていたよう […]

再考・ワイン物流改善

災害対策と産業政策を両立する地下食料庫整備案(1)

2012年10月18日 大久保順朗

食料倉庫を津波から守るためには、内陸への移転を考えるほかない。そこで提案したいのが、多摩ニュータウンにある方法で地下倉庫を整備することだ。これは単に防災というだけでなく、飲料・食品の質を上げ、食産業を振興するものともなる。

再考・ワイン物流改善

倉庫での巧みなフォークリフト操作がもたらす悪夢

2012年10月11日 大久保順朗

前回説明した倉庫契約の2つの形態――容積借りと面積借り――のメリット・デメリットの理解を深めるためのたとえ話をする。ところで、津波災害の恐ろしさを知った今、ウォーター・フロントの倉庫群は考え直す必要がある。

再考・ワイン物流改善

縦箱正立状態での倉庫保管の留意点

2012年10月4日 大久保順朗

縦箱正立輸送を迅速に行って、コルク栓の乾燥萎縮を避けられたとしても、そのまま倉庫に保管するのであれば、やはりコルクの乾燥を防ぐためのフィルム梱包などの手は打っておかなければならない。倉庫保管にはもう一つ考えるべきことがある。容積借りにするか、面積借りにするか、どちらを選ぶかだ。

再考・ワイン物流改善

天然コルク栓ボトルのワインを縦箱正立輸送で乾燥萎縮させない方法

2012年9月27日 大久保順朗

ワインを運ぶ際、縦箱正立状態としたほうが品質が保たれるとすれば、天然コルク栓ボトルで問題となるのは、コルクの乾燥萎縮だ。それを回避するために輸送時間の短縮を提案したが、一方で乾燥萎縮を遅らせるか止める方法はある。最も取り組みやすいのは、フィルムで包んでしまうことだろう。

再考・ワイン物流改善

中国で偽ワインが問題化。中・小型直行コンテナ船へのシフトを勧めるもう一つの理由

2012年9月20日 大久保順朗

昨今、中国でのワイン需要が高まるにつれて偽ワイン流通も横行するようになっている。輸入するワインをそうした地域にあるハブ港を経由させるにはリスクがあると考えざるを得ない。その点からも、中・小型直行コンテナ船採用を推奨する。

再考・ワイン物流改善

液体の撹拌を起こさない製造・輸送プロセス(2)

2012年9月13日 大久保順朗

撹拌を抑えるように製造し瓶詰めしたワインを運ぶ場合、やはり撹拌を抑えるには縦箱正立状態で輸送すべきである。ただし、天然コルク栓の場合は、コルクの乾燥でダメージを起こす前に輸送を終える必要がある。これはハブ港を他国に奪われた今日の日本には難しいように考えられるが、どうも時代は変わっ […]