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食品由来ウイルスの研究課題

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国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.24(2016.11.22)を発表した。

注目記事

【欧州食品安全機関】食品由来ウイルスに関する合同ワークショップ

 英国食品基準庁および欧州食品安全機関(EFSA: European Food Safety Authority)は、食品由来ウイルスに関して合同で開催したワークショップで得られた成果の要約報告書を発表した。

 本ワークショップには、食品中のノロウイルスおよびA/E型肝炎ウイルスの疫学・検出・制御を専門とする研究者、臨床医、獣医師、食品業界関係者、および規制担当者が参加した。このワークショップの主な目的は、各分野の協力により生じる相乗効果を最大化し、その利益を引き出すため、今後優先的に研究資金を投入する分野を特定することであった。本報告書には、今後必要となる研究の優先度のランク付けに使用された方法、および得られた主な結論が説明されている。

 優先順位が最も高い研究課題として以下が特定された。

  • E型肝炎ウイルスの感染性の評価方法の開発とその妥当性確認
  • 食品から検出されるノロウイルスと公衆衛生リスクとの関係の解明
  • 食品検体中のノロウイルスとA型肝炎ウイルスの感染性の評価方法の開発
  • 食肉および食肉製品中のE型肝炎ウイルスの検出方法の標準化
  • 欧州でのヒトのE型肝炎実被害の推定

(注目記事のまとめ:Food Watch Japan編集部)

食品安全情報へのリンク

食品安全情報
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
食品安全情報(微生物)No.24(2016.11.22)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2016/foodinfo201624m.pdf

今号の目次

【米国疾病予防管理センター(US CDC)】
1. 小麦粉に関連して複数州にわたり発生した志賀毒素産生性大腸菌感染アウトブレイク
(最終更新)
2. アルファルファスプラウトに関連して複数州にわたり発生したサルモネラ(Salmonella Reading、Salmonella Abony)感染アウトブレイク(最終更新)
3. Adams Farm 社の牛肉製品に関連して複数州にわたり発生した志賀毒素産生性大腸菌
(STEC)O157:H7 感染アウトブレイク(最終更新)

【カナダ公衆衛生局(PHAC)】
1. カナダ公衆衛生局(PHAC)による食品喫食調査「Foodbook」の報告書

【欧州委員会健康・食品安全総局(EC DG-SANTE)】
1. 食品および飼料に関する早期警告システム(RASFF:Rapid Alert System for Food and Feed)

【欧州食品安全機関(EFSA)】
1. 食品由来ウイルスに関する合同ワークショップの要約報告書

【オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)】
1. 2015年のオランダでの食品由来アウトブレイクに関する報告書

【ProMed mail】
1. コレラ、下痢、赤痢最新情報

執筆者

FWJ編集部
FWJ編集部
Food Watch Japan の運営および取材、執筆、編集を行っています。