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ソルビン酸に遺伝毒性はない

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国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.14(2015.07.08)を発表した。

注目記事
【EFSA】食品添加物としてのソルビン酸の再評価

 欧州食品安全機関(EFSA:European Food Safety Authority)による、食品添加物としてのソルビン酸(E200)、ソルビン酸カリウム(E202)、ソルビン酸カルシウム(E203)の再評価に関する科学的意見。

 ソルビン酸とソルビン酸カリウムに遺伝毒性はなく、亜急性及び亜慢性、慢性毒性試験ではラットで最大9,200mg/kg bw/日まで有害影響は見られていない。ソルビン酸カルシウムの遺伝毒性のデータがないこととソルビン酸ナトリウムの遺伝毒性陽性データから、ソルビン酸カルシウムはグループADIに含めないとした。

【FSA】クミンのリコールの取り消し

 英国 食品基準庁(FSA:Food Standards Agency)は、Bart Ingredients Companyが販売した挽いたクミンのリコールを取り消す。

 問題の製品は表示されていないアーモンドタンパク質が陽性だったが、政府の化学検査室Laboratory of the Government Chemist(LGC)の追加試験で、検出されたのはアーモンドタンパク質ではなくmahalebというスパイスであることが示された。Mahalebはアーモンドと同じPrunus属の木であるが、食品アレルギー規制の対象である14アレルゲンには含まれない。

(注目記事のまとめ:Food Watch Japan編集部)

食品安全情報へのリンク

食品安全情報
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html

食品安全情報(化学物質)No.14(2015.07.08)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2015/foodinfo201514c.pdf

今号の目次

【WHO】
1. 国際がん研究機関(IARC)

【EFSA】
1. 食品中塩素酸に関連する公衆衛生リスク
2. ミルクやその他の動物由来食品にテトラヒドロカンナビノール(THC)が存在することに関するヒト健康リスクについての科学的意見
3. 食品中ニトロフランとその代謝物についての科学的意見
4. 食品添加物としてのソルビン酸(E200)、ソルビン酸カリウム(E202)、ソルビン酸カルシウム(E203)の再評価に関する科学的意見
5. 食品添加物としてのステビオール配糖体(E960)の使用拡大の安全性についての科学的意見

【FSA】
1. Bartの挽いたクミンリコールは取り消し

【BfR】
1. 乳幼児や子どもを守るための摂取量助言によるコメとコメ製品中無機ヒ素の追加EU最大基準
2. 母乳と尿のグリホサート含量の評価
3. 国家母乳委員会とBfRは母乳を与え続けることを母親に勧める

執筆者

FWJ編集部
FWJ編集部
Food Watch Japan の運営および取材、執筆、編集を行っています。