中国ひとり歩記(あるき)

種類も飲み方も多様な中国茶

茶はチャノキの葉や茎を原料として作られる飲料である。中国で栽培が始まったが、喫茶が普及したのは唐代(618〜907年)初期とされる。日本への伝来は奈良時代(710〜794年)と考えられている。 茶の成分  中国では茶が解毒剤として使われていたという記録がある。日本でも、普及初期には薬として飲まれていた。  事実、茶はいくつかの機能性成分を含んでいる。その筆頭に挙げられるのがカフェインである。疲労感 […]
中国ひとり歩記(あるき)

中国の食品表示と食の安全事情

どの国においても、毎日食べている食品には一定のリスクが存在する。ただ、今日の日本では食品が原因で健康を損なうことは少ない。しかし、中国の場合、油断すると大変なことになる。
中国ひとり歩記(あるき)

中国は大豆原産地で大輸入国

ダイズの原産地は中国であり、その加工食品も多様である。また、新しい用途にも注目が集まっている。そんな大豆の現在と将来を考えてみたい。 ダイズの原産地は中国と日本  ダイズの原種と考えられているのはツルマメ(ノマメ)である。ツルマメの茎はつる状で、他の植物に絡みついて生育する。人の手が入って生態系がいったん崩された(人為的攪乱という)ような環境を好む。日本をはじめ、東アジアから東シベリアにかけて広範 […]